中1の第一回で英検3級合格!まずは一安心。
yaozoです。
随分久しぶりの投稿です。
昨年の冬から春にかけれ、父母が無くなったり、自分が転職したりと
ここ数十年の中でもかなり落ち着かない日々を過ごしてきましたんで、
ブログどころではなかったですね。
息子の英検受験を復活!
ということですが、色々落ち着いて、ようやく息子の英検受験のサポートに着手しました。
息子の英検受験も5級、4級と無事、一回で合格してきた息子。
本人の希望でやっているわけではないので、毎回なにかインセンティブをつけてつって、やらせているわけです。
今回は、高級な卓球ラケットセット(本体とラバーを別に買う、本格的なもの)。
本人に選ばせるといくらのものを言い出すかわからないので、1回で合格したら15,000円まで出してあげよう、ということにしました。
それ以上は、自分の貯金で足せ、ということで。
2回目で合格だったら、ラバーも自分で買いなさい。3回目だったら、本体も全部自分で買いなさい(貯金が足りないので実質無理なんですが、、、)、といった条件で約束してはじめました。
というのも、なにも単純に甘やかしているだけではなく、我が家の住んでいる区が、年に一回分の英検の受験料を払ってくれるんです。
3級ですから、現時点で本会場だと一般受験料は6,400円です。
それを、通っている小中学校(高校はどうでしたか、、、)で受験すると年一回で代わりに払ってくれるわけです。
いつも通っている教室で受験できるし、無料だし、ということなしです。
5級のときも4級のときも、なんだかぼやっとしているうちに、うまくタイミングが合わず、遠くの会場まで行って、自費受検してましたからこれは助かります。
4級受験から1年以上のブレイクの後のチャレンジ
5級受験についてはここで書きました。2021年の第1回試験を5月30日(日)に受験して
合格した、めでたい、と書いています。
次いで、4級受験についてもここで書きました。おなじ2021年、半年後の第2回に受験して
これも一発合格で、めでたい、と書いています。
ともに小学校5年生のはじめと、なかごろに受験させているわけです。
順調に5級、4級と合格しました。しかし。4級合格ブログで書いていますが、やはりさすがに3級は、ライティングも二次試験も加わるので、ちょっと壁が高いから無理だろう、と思い、一旦受験はブレイクを入れました。
まぁ、本人も中学受験をしないとはいえ、小学生最後の年ですし、中学生になる準備もありますし、本人の親のあれこれもあり、親子ともどもブレイクをいれていたわけです。
具体的な受験勉強はこんな感じで
準備としては、まずは4級のときから使っている『わからないをわかるに変える』の3級編を購入しました。
いくつか代表的な出版社から出ているものの中で、個人的に一番マッチしているものです。
、、、などと久しぶりに中を開いてみると、「ブレイクを入れていた」なんてのは都合のよい記憶違いで、2022年の夏、7月17日に1ページ目をスタートしていました。
こんな風にガチガチに教え込みました。スパルタです。
「ここが関係代名詞が省略されていてさぁ~」と、一方的にしゃべり倒していたようです。
最後の長文のところ10頁くらいは、12月3日にまず1度問題を解かせた後、読ませては訳させる、ということを全部で8回やらせてます。写真は、チャールズ・ディケンズについての設問。おかげで、ディケンズなんて一冊も読む前から、息子はディケンズ親子のあらましについて頭に叩き込まれています。
こんなに読ませたのにはいくつか理由があります(お、一次試験のライティングの解答みたいだ)。
第一には、長文を何度も読ませて慣れさせることで、本番の長文に嫌気を持たなくさせるためです。
もう一つは、読ませると、アクセントとか、切れ目とかで、文の構造をわかっているかどうかがわかるので、いちいち止めて、文法の理解が出来ていない点について解説ができるからです。
最後は、二次試験対策ということです。二次試験では、いきなり渡される文章をその場で、20秒黙読した後、音読させられるわけです。
発音もそこそこうまくないとまずいですからね。それに、試験管も、受験者が意味を分かって読んでいるかどうか、確認していると思いますし。
文法については、↓の『中学英文法 1~3年』を使って、補足しました。
5級から3級までなら、中学生英語なわけですから、結局これ一冊でまかなえます。
『わからないをわかるにかえる』のリスニングを終えたのは5月中旬の頃でした。勢いもそのままで、付録の模擬試験問題を終えました。
最後の仕上げは過去問で
で、最終仕上げとして、2022年の第3回を時間もきっちり図って、やらせてみました。
ライティングは、本人が嫌がると思うのでマスクしてますが、↑の写真の乱雑なメモを見ると、全体の結果としては、およそですが「正答率89%」といったところです。
内訳は↓のような感じ。
●リーディング:30問中26問正答で、約87%。
●リスニング:30問中28問正答で、約93%。
●ライティング:16点中14点で、約87%
結果としては、『わからないを~』と同じようなレベルだったので、二人とも手ごたえを感じました。
ライティングはなかなか自分で点数をつけるのは難しいのですが、まぁ、親のひいき目ということで採点しました。
ライティングは英検協会のWebサイトでは、①内容、②構成、③語彙、④文法の4つの採点基準を見るとのことです。
各基準を0~4点で採点するので、満点は16点。
https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/2017scoring_3w_info.html
息子のライティングは、内容で1点マイナス、語彙がプアだとみられるだろうからマイナス1点として、14点つけました。
素人採点ですが、一次試験の過去問が9割弱ということなので、マークシートミスとか、よほどのことをやらかさない限り、一次試験は大丈夫だろう、というところまでこぎつけました。
いざ本番!
準備万端ということで、ようやく待ちに待った本番当日、2023年6月2日、徒歩約2分の通学校の教室で受験という、これ以上ない条件です。
知ってる子では女子1名、男子1名で、おそらく3級は3名だろうとのこと。思ったより少ない。
まぁ、準2級、とか2級受ける子がいないとも限らないので、何とも言えませんが。
本番を終えて、帰宅した息子に聞くと、『たぶん大丈夫だと思う。わからない問題はなかった。全部正解なわけはないと思うけど』とのこと。
で結果は、、、、、。無事合格。
当日は、Webサイトで合格を確認し、スクショをとって、妻に報告。
息子には、私が帰宅してから、本人に直接伝えることにしました。
結果としては、スコアで見ると、ライティング>リーディング>リスニング、というものになりました。ライティングについては、私の採点どおりといったところで、満足。やはり、3級突破で一番大事なのは、このライティングだと実感。
リーディング30問、リスニング30問と、このライティング35文字を比べると、やはりライティングで高得点を取ることの大切さが思い知らされます。
ライティングは、私がネットであちこち調べ上げ、色んな人のアドバイスから、「どんな問題が来ても、おおはずししないフォーマット」を作り上げ、直前に私が作った問題を20問近くやらせました。
What形式、Which形式、Do you型式と、ライティングではいくつかの質問パターンと、テーマ(夏休み、ペットなど)の組み合わせで質問されるので、ここをなんとしてでも仕立て上げるチカラワザが必要になります。ま、今回はうまくいったということで安心です。
で、合格したのは良いのですが、問題はどれくらい基準点をオーバーできたか?というところです。
息子のスコアは、一次試験満点1650ptの中、1346ptを獲得しました。約81.6%ですね。
ちなみに、↓にあるように、合格基準点(つまり、合格者の中の最低点)は、66.8%でした。
詳しいことはわかりませんが、ptは、ライティングが一番高いのは、↑の%と同じなのですが、リーディングとリスニングで、ptと%が逆転しています。%で言うと、過去問の結果どおり、リスニングの方が、リーディングより正答数が多いですが、ptはリーディングの方が高い。謎。
ともあれ、ライティングが15/16で94%と、まぁほぼ満点に近いスコアなのはとてもうれしかった。合格者平均からもかなり抜けてることがわかります。おそらくは、語彙のプアなところで1ptマイナスといったところだったのかと想像しています。こればかりは、息子の苦手分野なので仕方ないですね。なにしろ、自分からやってるんではなく、インセンティブにつられていやいややってるんですから、なかなか単語を覚えようとしません。
では二次試験準備しますか
満足した結果で、一次合格したので、早速二次試験の準備にとりかかりたいところだったのですが、1学期の期末試験の準備期と重なったので、まずは期末試験勉強をさせます。
学校の勉強がおろそかになっては本末転倒ですからね。
期末試験が終わった土曜日には、すぐに二次試験勉強にとりかかりました。本番は、一週間後の日曜日です。
ということでまじで1週間で仕上げる必要があるので『7日でできる! 英検3級 二次試験・面接完全予想問題』というものを買い込んで、土日は4-5時間、平日は最低2時間というぐらい、かけてつきっきりで勉強させました。
約20時間超といったところでしょうか。
まずは、DVDで流れを確認。それから、7回分を二回ししました。
その後は、ネット上で見つけたサンプル問題を使って、とにかく本番と同じような練習をしようと、ストップウォッチを使って正確にタイムをとりながらやりました。
直前1週間にしては、そこそこやった実感がありました。
二次試験本番は、近くの高校で
Time flies.とはよくいったもので、本番日はすぐにやってきました。本人も私もできるだけの準備はしたつもりだったので、あとは本番で思いもつかないことがない限り大丈夫だろう、というぐらいの気持ちでした。
隣の区の高校が会場だったので、二人で電車にのって、20分ほどかけて会場入り。
係りの方に確認したらOKだと言われたので、教室まで息子を送りました。
あとは、高校の校庭の木陰に座り込んで、待つばかり。ヘッドフォンで音楽を聴きながら、暑い暑いと待ちました。
そろそろかな、と思っていたところ、息子が近づいてきたので、早速ヘッドフォンをはすし、『どうだった?』と聞いたところ、『大丈夫だと思う』とのこと。
ほお、そりゃいいや。ということで後は結果を待つばかり。これが長いんですけどね、毎回。
当日は、11:00にWebサイトで発表があるので、ジャストの時間にトイレ休憩がてら席をはずし、スマホでチェック。
結果は、見事合格。スコアは1790/2200ということで単純に計算して81.3%。よいでしょう。
二次試験の結果は、↓のSpeakingに表示されてます。444/550なので、約80.3%。なんと、ライティングに次いで、二番目に良いスコアでした。じゃあ、息子の言う通り『大丈夫』だったということでしょう。
英検協会も、しっかりしてて、『あなたはすでに準2級合格レベルに達しているので、受けたらどうですか?』と誘ってきます。
まじかいな、と別のページを見ると、絶対スコアとしてみたところ、↓のように、準2級合格者の基準点(最低点)を上回っているということで、受験料欲しさにテキトーに言っているわけではないようです。
準2級の合格基準が1728ptに対して、今回の息子のスコアは、1790ptだったので、ギリギリ上回っているという読み方です。なるほど。
ということで、10月の第2回では、さすがに準備が間に合わないでしょうから、2月の第3回にでも受けさせようと思います。今度はどんなインセンティブを与えるか?悩ましいところですが。
ともあれ、中1で準2級に合格しておくと、随分自身にもつながるでしょうから。
まぁ、そもそも英検の勉強させてるのも、中高となにかひとつでも得意科目があれば、学校のテストがなにがなんでも嫌いだ、なんてことにならないだろう、という親心からだったわけで。
もちろん、というか英検3級合格してるんですから当然といえば当然なのですが、期末テストの英語の結果もまずまずで、数学や国語など他の主要科目のひどさ(涙)を救って、主要科目の平均点が、なんとか全生徒平均点ぐらいまでいけたんですから、英語の勉強してなかったらと思うと、恐ろしくて夜も眠れません。
ではまた。yaozoでした。
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