読売中高生新聞で英語を勉強しましょう!第7回 2019/10/25/第258号
yaozoです。
「読売中高生新聞で英語を勉強しましょう!」という企画の第7回です。
ちなみに、英検1級受験に興味のある方は、私のブログの中でも一番読んでいただいている
50歳過ぎたシニアが、1年で英検1級に合格しTOEIC975点を取るまでの軌跡
をご参考にしていただくと、元気が湧いてくるかもしれませんよ。
今回のトップは「ムスリムをもてなす」ということで、インバウンドなどと言われている訪日客増加施策の効果もあり、現在増えているムスリムの方々の来訪者のおもてなしについて特集しています。
今後も、ムスリムの方々が多いインドネシアやマレーシアからの来訪者を増やすとなると、様々なサービス業において、特に「食」と「礼拝」への配慮がかかせないと語っています。空港にも礼拝所が配備されているようですね。
では早速英語コーナーを見てみましょう。
ティーンのぶっちゃけ英会話
今回は、前回衣装選びをして準備していたハロウィーンの本番です。
リナとヒラリーが2人(これから登場人物をカタカナ表記します)。
デビッドが表れたのをみたリナが、ヒラリーにコスチュームを見せに行けと、けしかけています。
その時の表現が、
Go show him your costume!
解説されているように、”go”と”show”という一般動詞が2つ繋がっています。英文法の原則では、1つの主語に1つの動詞なのですが、この表現は、
Go and show him your costume!
の “and” が省略された形で、イディオム化して頻用される表現です。
たとえば、YouTubeで”Go get it.”と検索すると、大体ヒップホップ系のPVがヒットします。
まそれも結構なのですが、今回は、別の表現 “Go take it.”で検索した中から紹介します。
https://www.youtube.com/watch?v=ZmRMn-AUOSs
これは、”Motivational Video” というコンテンツの1つで、人を元気づけることにフォーカスしたビデオ集の1本です。
アスリートなどが試合前に見たり、音声をDLしてイアフォンで聞いてもらう、ということを目的に作られているようで、かなり⤴な内容と表現になってます。
中でも最も分かりやすいのが↓の作品 “Dream.”
日本語字幕もついてるので親切。
見てると、どんな夢であれ実現できそうな気がわいてきます。すごい。
Dream関連でもう1本。イギリス人の(結構、クセがすごい)発音も混じってって面白いので是非。
ね、なんとなく理由なき勇気がわいてきたでしょ。
アメリカでは特に、この手の「モチベーション・コンテンツ」といっていいようなものが多いようです。テープレコーダーの昔から、こういうモチベーションアップ用のテープなんかが売られてたようですし、書籍もベストセラーに必ず、こういう系統のものがランクインしてますよね。これは昔からそうで、今も変わらない国民気質と言えるでしょう。
何かの本で読みましたが、「危険なことに挑戦してでも、なにか新しい世界を開拓したいと思う」DNAが存在するらしく、調べた科学者によると、国別では、アメリカ人がダントツに多く、日本人はダントツに少ないようです。なるほど、そりゃそうだ。
なんの本だっけかな。
だったような気がしますが、 とにかく中野信子さんなんかも、
「日本人は遺伝的に挑戦が苦手」もう化学で分かる国民性を中野信子が解説
https://logmi.jp/business/articles/152044
でデータも紹介しながら解説してくてれます。
日本人よりも、ヨーロッパ人が「新規探索性」が高く、その中で、その性質がより高い人たちがアメリカに渡ったのでしょうから、やはりアメリカ人は「新規探索性」が高いということになるのでしょう。
だから、こういう「今に安住するな。挑戦するんだ。夢を諦めるな。お前ならできる」的なものへの反応度も高いのでしょうし、ニーズも高いのでは、ということがうかがえます。
話があらぬ方向に行ってしまったので戻します。
で今回のワンポイントは、「TU」の発音
本文内の、”actually”のように、語の中にある場合は、「チュ」という音になる傾向があるが、語頭にくると「ティュ」みたいになる、と説明しています。例として”YouTube”をあげ、日本人は「ユーチューブ」と言いますが、英語では「ユーティューブ」みたいな発音になる、という説明。
実際、”Tuesday”なんかも「チューズデー」ではなく「ティューズデー」っぽい発音になります。
ただしここでこの解説者があげているのはあくまで「アメリカ人の場合」です。
イギリスでは、”YouTube” のことは、我々と同じように「ユーチューブ」と発音しますし。地下鉄の “Tube” は「チューブ」です。
“Tuner”=「(ステレオ等)チューナー」
”Tuesday” だって普通に「チューズデー」って言ってますよ。
ミック・ジャガーも、完全に「チューズデー」と歌ってます。
イギリス人のポップ/ロックのミュージシャンは歌う時に、アメリカ発音になる場合と、イギリス発音のまま歌う場合とがあります。
また、歌の中で単語がイギリス式とアメリカ式が混ざる場合もあります。
比較的イギリス語のまま歌うのが、アデルですが、たまにアメリカ発音が混じったりして面白いです。
エド・シーランもイギリス語で通してますね。
このあたりは別の投稿でやった方がいいようなのでここでやめます。
今週の「Review Quiz!」のコーナーを見てみましょう。
Q1は、「とてもあなただ」ということで、Bが正解ですね。
Aも文脈によっては使いますね。「そりゃ、いかにも君らしいや」とかね。
Q2は、イチコロにしちゃうの “blow away” の受動態でAが正解ですね。
Variety面もご紹介
今週のお楽しみページは、「山梨からオランダへ、名画の搬出作業に密着」ということで、
ミレーの代表作「種をまく人」を所蔵元の山梨県立美術館から、オランダのゴッホ美術館への出品依頼があった、ということで移送の一部始終をお見せする、という企画。
特殊な専門性と経験をもつ搬送者が、世界中に絵画を代表とする美術品を毎日運び合ってるわけですね。
こういう方の仕事があって、はじめて我々は上野の美術館で、世界中の名作が見れたりするわけです。ありがたい話です。
ちなみに、私は違うミレー(イギリス人作家)、ジョン・エバレット・ミレーの「オフィーリア」が見れるもんだと思って、ロンドン旅行した際に、所蔵しているテート美術館に行ったら、そこだけ空白なのでスタッフに聞いたら「あ、今、六本木に貸し出してるよ」っていわれ、がっくりした思い出があります。
そしてメンバー月替わりの「ジャニーズJr.の小箱」のコーナー。
10月は、Jr.SPの中村浩大さん。最終回の今回、タイトルは「歌とタップをもっと磨きたい!」。
以前に、タップが特技だと紹介した中村浩大さんですが、歌とタップの技術を上げたい、という目標を持っているとのこと。
歌のエピソードとして、7MEN侍の今野大輝さんとよくハモっていたら、ジャニーさんに褒められて、シアタークリエで、2人で歌う機会を与えられた話を披露してくれています。グループの目標である「ジャニーズ銀座」で単独公演をかなえるためにも、もっと歌とタップの技を磨きたいとのこと。
今週のグッズは「ヘッドフォン」
女子アイドルのコーナー「Yroom」、今週は「日向坂46 佐々木久美 新曲 を語る」と題して、10月2日に発売されたシングル「こんなに好きになっちゃっていいの?」について語ってくれました。
「今までとは違う日向坂」と題して、これまでは明るいポップな曲が多かった日向坂、今回は苦しく、切ない曲ということで、これまでとは違う面を見せていきたい、とのこと。
う~む、切ない。群舞も衣装のゴージャスな感じとあいまって、かっこいいですね。しっとりと切ないポップスに仕上がってます。
PERSONS
最後は、10月からスタートしたTBSのドラマ「左ききのエレン」で、広告代理店の駆け出しデザイナーを演じる朝倉光一さんにフォーカス。
「才能とは何か」というテーマを問うドラマの中で、「凡人として優秀な先輩たちの間でもまれながら、もがき、悩み続ける役どころ」を懸命に演じたいとのことです。
広告代理店ね。
定期的にやりますよね、広告代理店。
リアリティ確認のために、一度見てみようかな。
あ!今週はいつもより長くなってしまった。
今週は以上です。また次回をお楽しみに。
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※読売中高生新聞公式Twitterアカウントより
おまけ:ネットや漫画を使った英語学習
英語学習については、計画的に学習誘導してくれるようなネットの自学プログラムでコツコツやるのも一つの手ではないでしょうか。
また、私も大好きな「シャーロック(カンバーバッチ版)」でイギリス英語にしびれた、という人も多いと思うのですが、ファンの方にもそうでない方にも、マンガでバイリンガルでシャーロックのシーズン1の3作を再現してくれている↓の3冊が超お勧めです。
大昔、ピーナッツ(スヌーピー)のバイリンガルマンガが好きで一所懸命読んで勉強したことを思い出す。
今考えると、子供用とはいえ、学校では習わない結構難しい表現が多くて苦労しました。というより、子供用だからこそ、我々が学校で習わないような「生っぽい」英語が多いので、知らない表現が多かったですね。
とにかくマンガで勉強というのは、現代の学習方法としては最も優れたものの1つですからね。
気になったセリフ回しがあって、対訳だけでは物足りない方は、そこだけネットサーフィンして徹底的に深堀りすると言った学習方法も楽しいですね。私は結構やりました。発見が多いですよ。
個人的には、「シャーロック」はシーズン1が最高の出来栄えだと思っているので、この3作だけでいいのではないかと思います。あくまで、個人的にはですが。
寝ころびながらのイギリス英語学習、いかがでしょうかね。
ちなみにいろいろあって、子供さんが不登校になっても、↓こういった本をしっかりと読みこむと、無根拠な不安がなくなり、では次にどうしようか、と考える余裕が出てきます。
私も大変参考になりました。
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