テレキャスターの3wayスイッチが、簡単に6wayのバリエーションになるスイッチ発見。楽しめますよー

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yaozoです。

stay home/work from homeもすっかりノーマルになってきた今日この頃、そもそもインドア派の私は、その傾向がますます高まっていますね。

ネガティブ面では、もちろん、体を動かさなくなったのて、体力が低下しています。

ポジティブ面では、昔やって、一旦飽きた趣味を復活させて楽しめる、とのがあります。

私の場合は、ギターいじりがその一つです。

3wayスイッチなのに、6wayスイッチになる不思議なスイッチ発見

SGと並んで、テレキャスターが大好きなので、何本かあるテレキャスを少し、いじってみようと思い立ちました。

まず一番に思い浮かぶのが、スイッチを4wayにして、シングルコイルのシリーズ配線を増やして、太い音を追加する、というやつです。

これ、ダイアグラムがどこにでもころがっているので、よく目にしますね。

↓こんなんとかね。これいいですよね。やってみたい。

 

まぁ、それはそれでいいのですが、色々、4wayスイッチをみつくろっているうちに、なんだか、例のごとく、ドイツのthomannというショップのサイトに行きつき、そこで、3wayスイッチのサイズで、上段と下段がカチッと切り替えて、都合6wayになるスイッチがある、と知りました。

↓これです。

https://www.thomann.de/gb/freeway_switch_3b3_01_black_barrel_tip.htmhttps://www.thomann.de/gb/freeway_switch_3b3_01_black_barrel_tip.htm

Freeway Switch 3B3-01 Black Barrel Tip

このように一見何の変哲もない3wayスイッチです。スクエアな感じが、ヤマハのYM-30のような国産のものに似てますね。


 

スイッチが€38.66で、shipping costが€21.41。合計€60.07でした。今googleで「€60.07(スペース)円」とやったら、7,816円ぐらいでした。

スイッチひとつにしてはやや高いかとも思いますが、日本で他のを買っても、3,000円から4,000円の間ですからね、それに送料が加わるからそう変わらずに、こんな面白スイッチが手に入るわけです。いい時代だ。「個人輸入」なんて言葉、もうすでに死語ですね。

私はどちらかというと、下が丸いものよりも、こういった真四角のものが好きです。

また、左右にリード線のコンタクトポイントが分かれているのも、わかりにくくてあまり好みではありませんので、この 3B3-01が気に入りました。

Thomanは前にもギターだかエフェクターだかを注文したことがあるのでアカウントはあります。

早速注文したところ、6/22の「注文ありがとうございました。」メールから、7/2頃に着荷していますので、10日くらいです。

早いですね。ドイツからなのに。素晴らしい。

早速換装!!

まず換装するギターは↓これです。オークションでずっと探してやっと見つけた状態のよい、「元祖」Pasificaの302Sです。

最近大流行のYAMAHAのPacificaシリーズですが、元祖はこのシリーズですからね。Pasificaといったら。

ボディコンターが入っていて、弾きやすいんです。シェイプもかっこいいですね。おじさんの世代には、マイク・スターンのシグネチャーモデルが思い浮かぶと思いますが、それの思いっきり廉価版にして売り出したプロダクトです。結構売れたとは思うんです。

スターンのものは、使われている材質はもちろんですが、なによりピックアップが異なります。彼のは、フロントも、リアも、シングルサイズのハムバッカーです。

 

私は、フツウのテレキャスターとして使いたいので、ピックアップはシングルの方がよいので、どちらかというと高価なシグネチャー・モデルより、こちらの方が気に入っています。とにかく、出品者様には感謝しています。色は赤系統の方が好みなのですが、そこは贅沢言ってられません。

ピックアップはそのままかというと、フロントもリアも、セイモア・ダンカンのクオーター・パウンダーのセットに変えてあります。かなりパワーありますよ。なので、シングルのジャキッと感は残しつつ、迫力がある、というものになりました。うれしい。

フロントは、D.C.RESISTANCE:11.80k



リアは、D.C.RESISTANCE:17.38k

といった、ほんとにシングルピックアップの抵抗値ですか?的な感じですが、SGを弾いていて、気が向いたらテレキャスターに持ち代える、またはその逆というのが多いので、ハムバッカーのSGと、できるだけテレキャスターのパワーを合わせておかないと、いちいち、アンプの音量をいじらないといけないのが面倒なので、こんな風にしてます。

で、もともとのスイッチ配列は↓こんな感じでした。記念にパシャリとしておきました。

もともとついていたスイッチも、YMシリーズではありませんが、一列に配列されているボックスタイプですね。

今度別のテレキャスに使おうか。

中が狭いので、うまくとれませんが、↓のようにセットして配線しました。

ちなみに、この際ですので、コンデンサーも交換しました。

なんだか、いかにも安っぽい豆みたいのが一つついていただけで、しかも、テレキャスターなのに、0.047ではない、というおかしなことになっていましたので、入手したばかりの、ロシア製メタルペーパーコンデンサーに変えました。

音に関しては、「気は心」と言う感じでしたかわかりませんが、少なくとも気分は上がりますので、200数十円分の価値はあります。なにより、こうやった中開けた時の見た目がいいじゃないですか。ねぇ。

6wayの内訳

で、このスイッチ、3wayに見えるのに、なぜ6wayかというと、上段下段に、カチっと切り替えられるんですね。

↑この写真でイメージつきますかね。

↓の絵もわかりやすいかもですね。

これ、ギターを真正面から見た時の、スイッチの傾き方と番手を表示しています。

Upper Bankのときに、いつもと違う音がでる、と言う仕組みです。

下に倒して3wayと、上に持ちあげて3wayの計6wayのスイッチングができるというわけです。

賢い人ってのはいるもんですね。

下は配線図です。

配線は上の図をみたまんま、はんだでちゃちゃっとやれば簡単にできます。

 

スイッチングのところを拡大すると、↓のようになってます、

だから、下段は、通常のテレキャスターのコンフィギュレーションでして、

で、問題の上段ですが、↑の図で言うと

④がリアで「パラレル/アウトオブフェイズ」

⑤がセンターで「シリーズ/アウトオブフェイズ」

⑥がフロントで「シリーズ/インフェイズ」

ということになります。

個人的には、④と⑤のサウンドが、実に面白く、アウトオブフェイズなので、オーバードライブやディストーションをかけると、鼻にかかったような、それでいて、シャープな感じの独特のサウンドが得られます。⑥と③のフロント同士は、そこまで大きな違いはありませんが、とにかく④、⑤が面白い。なんでしょう、ブライアンメイのレッドスペシャル的な感じと言えばいいんでしょうか?

とにかく、テレキャスターという、史上最も早期に大量生産で市場に送られた、史上最もシンプルなギターでも、こんな工夫でいろんなサウンドが楽しめる、ということです。

もちろん、両方、シングルコイルサイズのハムバッカーにして、コイルタップをつける、なんてのも、オプションとしてはありますよね。

ま、ということで、最近手に入れて、割とこればっかり弾いているという、YAMAHAのPacifica302Sの「ピックアップ換装」と「スイッチの6way化」のお話でした。

ではまた。yaozoでした。

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Posted by yaozo