LINE6のワイアレスシステム「Relay G10S」を購入しました!

ガジェット, 音楽

yaozoです。

公私ともに外出制限が半年以上続き、ギターを弾く時間がかなり増えました。

もともとレジャーでのおでかけが好きな方ではないので、家族が外出できないとなると、私自身も外出する理由が全くなくなり、プライベートは必然的に家でできることを楽しむ、とうことになります。

 

さて、そんなこんなで、前の投稿にも書きましたがギターを弾く際には、すっかりワイアレスシステムを使っています。

XVIVE エックスバイブ ワイヤレス・ギターシステム XV-U2 壊れた!

↑このシステムを、↓こんな風につなげて使っていたわけです。

いやぁ、便利なもんで、たまにプレイした後、どちらかを切り忘れて、次に使おうと思ったらバッテリーアウトしているときに、ケーブルを使っていたぐらいです。

ほとんどこのセットでまったく問題ありません。気になっていた、レイテンシーやノイズについてもなんら問題ありませんでした。

ところがところが、「さぁ、今日もさんざん弾いたわい」ってなもんで、トランスミッター(ギターにつけるほう)を抜こうとしたところ、「ぐぐぐぐっ」という嫌な音が。

なんと、本体のジャックをホールドしている部分が(プラスティックなもんで)バリっと割れてしまい、いわゆる「TRSジャック」といわれるギターケーブルに使われる部位がギターのジャックに残り、トランスミッター本体だけを引っ張って、手に握っていたのでした。

まいったなぁ。

こんな感じ。

写真の右に置いたレシーバーの方は、アンプの入力に刺さっているので、もちろん何ら損傷ありません。トランスミッターのみがご覧のように、ジャックレス、になってしまいました。

こうやって二つ並べてみると、なんだか、カブトムシだか、クワガタだか、なんかそんなのに見えてきてかわいかったので記念に撮っておきました。

う~む、残念。

もう1セット同じものを買うという選択肢はあります。私はこれ、Amazonで買ったのですが、購買履歴を調べたら、2019年10月に11,112円で買ってます。

ちょうど1年間使った感じですね。月1,000円か、まぁ、十分楽しませてもらったしね。

とはいえ、次同じものを買っても、結局またトランスミッターをボキっと折ってしまいそうなので、やめました。

 

LINE6の高級機「Relay G10S」を買おう!!

ともあれ、結局同じような価格帯のデザイン違いのものを買っても同じような破損が懸念されるので、いろいろと調べてみたところ、やはりこの種のものは、LINE6が強いようですね。

今人気のYAMAHAのデスクトップアンプ THR 10Ⅱのワイアレスなんかは、LINE6の「Relay G10T(トランスミッターのみ)」がセットになっているようです。

なるほど、形状を見ると、そう簡単にボキっとならなさそう。

で、Relay G10S(レシーバーとトランスミッターのセット)を検索してみると、楽器屋さんのオンラインショップで、24,140円。

エクシブの約2倍です。

しかし、レシーバー側はでーんとした構えで、いかにも中継器然としたデザイン。電波チャンネルは最も緩衝しないものを自動的に調べてコネクトしてくれるとのこと。

詳しくは、公式HPでご覧ください。

こりゃすごい。

ということでためらうことなく注文!!

で届いたので、さっそくうちのボードにセットしてみました。

ボードの一番最初にセットするわけですね。

この後ろは、大好きなディストーションが4-5台続きます。

最後のアンプアウトは、ZOOMマルチストンプ MS 100BTです。これはとても便利。結局ブルートゥースでエフェクターの買い増しをしてないし、ベースは弾かないので、50-GTでよかったかと思いますが、ともあれ長らく愛用しています。

特にワウなどを踏む必要がない人や、ギターだけでベースをプレイしない人は、ZOOM MS 50GTをおススメします。とにかくストップ一台分のスペースでなんでもやってくれるので、大変重宝します。余ったスペースは好きなエフェクターを置き放題です。


 


そんなこんなで、上の写真のようにセットしてトランスミッターの充電が完了したら、さっそくこれをギターに指してみます。

↓こんな感じでぐっさり刺さります。エックスバイブのように折りたためませんので、ギターボディと垂直に飛び出ています。いやな人はこういうの気になるかもしれませんが、私は全く気になりません。

むしろ、持ってみると筐体の頑丈さが感じられ、「こりゃ、前みたいに、ボキっといかないな」と安心します。

ちなみに刺されている方は、最近手に入れて大変気に入って盛んに弾きまくっている、Fender Mustangの2ハムバッカータイプです。

最近、ショートスケールで軽いギターが好きになってきたので、趣向にぴったりです。

年をとるとギターの趣味・趣向が変わってきます。体も心も頭も変わりますからね。特に50過ぎると急激な変化がありますので、とまどっちゃいますわ。

そりゃいいとして、トランスミッターと同期したレシーバーは、↓こんな風に光ります。

左で点灯しているライトは、ワイアレス接続強度(写真は全点灯なので最高な状態)、右で点灯しているライトは今ギターに刺さっているトランスミッターのバッテリーの量を表示しています(全点灯なのでバッテリーフル)。

なので、もうすぐ切れそうだと、このレシーバー側のバッテリー用ライトが減っていきますので、充電する時期を逃すことがありません。

ちなみに、使い終わった後の充電は、このレシーバー本体に、グッと一段深く差し込むとライトが点滅して充電中であることを表示してくれます。

↓の動画のように、充電中はライトが点滅してくれます。

 

こんな感じで、レシーバーのライトが全部グリーンに点灯して、トランスミッター(棒状の方)のライトも同様にグリーンで点灯していればフル充電されている、ということです。

充電が終わったら、一段弾くと「カチッ」という音がなって、一段浅いところでホールドしてくれます。

↑こんな感じ。

ちなみに、電源アダプターが付属していますので、ボードから給電するのではなく、ボードを切った後に、独立的にこのセットをON/OFFできるようにしておき、ボードの電源を落とした後でも充電するようにしています。

ちなみに、レシーバー側はアダプター常時接続で給電しているので、事前に充電する必要がないのは言うまでもありません。便利便利。

サウンドクオリティ的には私の耳では、エクシブと特によくなっているかどうかは聞き取れませんが、破損のリスクと、バッテリー切れの心配がなくなったので、エクシブの2倍の価格でも、十分満足しています。

ああ、よかった。

まだ使っていないギタリスト、ベーシストのみなさんは、いろいろあるワイアレスセットで悩むかもしれませんね。

安価なものを買って、とりあえず試してみるというのもひとつの考えですし、いきなりこのようなミドルレンジの価格帯のセットを買ってしまうのも安心できていいと思います。

やはり筐体の脆弱性を考えると、私としては最初からLINE6でよかったんじゃないか、というのが、現在の実感です。

みなさんもぜひ、わずらわしいケーブルの出し入れから解放され、いつでも好きな時に、心理的ストレスなく、スイッチひとつでギターが弾ける環境構築することをおススメします。

練習も、純粋なお楽しみ演奏も、どちらも頻度が高まること請け合いです。


 

BOSSのも良さそうだなぁw

BOSSのワイアレスシステム「WL-50」は、これよりやや安くて、ペダルボードに組み込んだ時のフィット感のルックの点で優っているように見えますね。

 

ボード上に6個セットされたものの、右上がワイアレスシステムです。ほかのBOSSのエフェクターとほとんど同じサイズで、このフィット感がたまりませんね。

WL-50という商品のようで、LINE6のG10Sより、若干安いようです。



サイズはやや大きいですが、私は、LINE6のG10Sの「電波チャネルが沢山選べて、その中から最良のものを自動的につかむ」といった機能に惹かれたので、たまたまLINE6にしました。

両社を比較した際の、LINE6のわかりやすい優位点は、伝送距離です。

LINE6が40mに対してBOSSは20mとなってます。

とはいえ、私の場合、2mと離れませんので、優位点になりませんねw

しかし、ギターを弾く部屋の中は、電源コードは10本くらいあちこち走ってますし、PCはあるは、ブルートゥースアンプや、wi-fi(エクステンダーもあるので、2.4Gと5Gで4本飛んでます)やら、携帯のLTEやらなんやら、いろんな電波が飛び交ってますので、ワイアレスシステム的には決して良い環境ではありませんので、LINE6の最適な電波帯を自動でつかんでくれるのは、電波干渉を最小化できるので、実は重要なのかもしれません。

、、、、、、とはいえ、上のBOSSのボード上の写真見てたら、なんかそっちの方が良き見えてきた。

BOSSのを使ったことがないので、実態上、両社で電波干渉問題の点で変わらないのなら、BOSSの方がよく見えてきた。まずい、、、、、。

SHUREのワイアレスシステム GLX-D6なんかをおススメしている人も見かけますが、これはボディパックタイプ、ということで、プロがよくストラップなどにくっ付けているタイプのやつですので、私のような室内だけで、ストラップ固定されたギターをとっかえひっかえ弾きたい人には向いていませんね。

それにプロユースのようで、価格がG10sの二倍くらいします。

ということですので、やはり、私のような室内オンリーの巣ごもりギタリストは、私の買ったLINE6のG10Sか、BOSSのWL-50の二択でしょうね。

あなたはどちらにしますか?

では。

サウンドハウス


Posted by yaozo