読売中高生新聞で英語を勉強しましょう!第13回 2020/01/10/第269号
yaozoです。
「読売中高生新聞で英語を勉強しましょう!」という企画の第12回です。
少しでも自分の英語の勉強の足しになれば、と娘の購読紙『読売中高生新聞』の英語面を読んで感想を書き綴る企画です。
ちなみに、英検1級受験に興味のある方は、私のブログの中でも一番読んでいただいている
50歳過ぎたシニアが、1年で英検1級に合格しTOEIC975点を取るまでの軌跡
をご参考にしていただくと、元気が湧いてくるかもしれませんよ。
YouTube が変えた世界
2020年第2号で、ようやく出ましたね「YouTube」企画。
1面では、六本木にある動画スタジオ。一定数以上のサブスクライバーを持つYouTuberのみが撮影を許されるそうです。へ~、としか言いようがありませんが。
YouTubeにはじめた投稿された動画は、わずか19秒の「Me at the zoo(動物園にいる僕)」と題するもので、ゾウの良いところは花の長いところ、で終わるというもの。ほんまかいな。
2005年4月23日のことだったそうです。そこから15年が経とうとしています。
2-3面では、ご存じ「はじめしゃちょう」が登場します。
登録者数ランキングはこのとおりで、はじめしゃちょうが一位ですね。
828万人って、大阪府の人口が890万人くらいですから、だいたいおんなじくらいの人が登録してるってことですよね。
ソニー生命の調査によると、中学生男子の将来なりたいランキングはこの2年で、YouTuberが3位から1位に躍り出ています。
プロeスポーツプレイヤーが2位というのもすごいですね。
女子は、「歌手・俳優・声優などの芸能人」で変わらず。
YouTuberも7位とトップ10入りしています。8位に文章を書く職業(作家・ライターなど)とありますので、ウェブライター志望も含んでいるように思います。
いずれにせよ、50代の私から見ると、隔世の感がありますね。
ちなみに「YouTubeの歴史と動画コンテンツを巡る主な出来事」という表もありました。うまくまとまってて便利なんで貼っとこう。あとで仕事で使えそう(笑)。
グーグルが買収したのが2006年10月ということですが、グーグルが買収して手に入れたサービスだってころもついつい忘れがちですが、そういえば、買い物でした。自分で作ってないじゃん。
YouTubeジャパンという組織もあるらしく代表の方が、違反削除のポリシーに関してまじめに回答してくれてます。
ジャパンの代表の方、はじめて拝顔しました。この方がトップとなって、よくないコンテンツをバンしてるんですね。
ティーンのぶっちゃけ英会話
今週のティーンは、恋バナとでもいうような会話における表現が取り上げられています。
They are chatting again.
リナとヒラリーが、おしゃべり中。
話題はデービッドとベッカがあやしんじゃないの、といったもの。
Oh. David and Becca are chatting again.
あら、デービッドとベッカがまたおしゃべりしてる。
とリナ。
丁度前項で、”small talk”の代替後として、”chit-chat”を紹介したばかりだったのですが、案の定出てきましたね。
デジタル用語としてすでに我が国で定着した「チャット」ですが、本来は、単なる対面の「おしゃべり」を意味する言葉です。
Is something going on between them?
興味津々なリナ。ヒラリーに言います。
Is something going on between them?
あの2人、何かあるのかしら?
“be going on ~”は、何かが進行中であることを表しますので、彼ら2人の間で何かが進行中なのか?という疑問文です。
よって、「あの2人、つきあってんのかなぁ」になるわけですね。
ポップソングでは、ABBAのメンバーフリーダが解散直前にリリースしたソロシングル”I Know There’s Something Going On(1982)”が有名です。
これは、微妙な仲になりかかっている恋人が、別の女性と映っている写真を見てしまう主人公が「なんかあるの、わかってるのよ」と述懐する、という楽曲です。
プロデュースと、印象的なドラムは、当時ブイブイいわせていたフィル・コリンズ。コーラスにも加わっており、独特の声が聴きとれます。
とまぁ、「何かが進行中」という時には、なんか重篤な感じが漂うわけです。
This is like the third time today.
わーわーいっているリナに対して、全然気にしないわ、と興味を持たないヒラリー。
当のベッカはデービッドに言います。
Can I borrow your pencil again?
また鉛筆貸してくれる?
答えるデービッドのセリフがこれ。
This is like the third time today.
これ、今日、もう3回目とかなんだけど
でました、この若者ならではの表現”like”。
前にNetflixのドラマ『AfterLife』でイギリス英語を解読しようという特集でも何回目かで出てきたような記憶がありますが、これホントよく使われます。
この”like”で一番びっくりしたのが、BBC製作でストリーミングサイトで見れるイギリスのコメディドラマ『Fleabag』での主人公と親友が酔っぱらってる時の会話です。
なんでもかんでも”like”をくっつけて話します。ホントになんでもくっつけるわけです。文頭、文中、文後と、どこでつけてもいいみたいです。
とくに酔っぱらってると、ポロポロでるみたいです。
日本語でいうと、まさに直訳の「みたいな」にとても似ています。若い人ほど、また酔っぱらってるほど頻用されるところまでそっくり似ています。
この作品は、コメディなんですが、表現が過激なのと、ストーリーがタークなので、ちょっと気分が落ち込んでいるときなんかに見ると、よけいに落ち込みますので、仲のいいお友達なんかと一緒に見るといいと思います。
主人公のフィービー・ウェラー=ブリッジは、この作品で、イギリスのアカデミー賞ともいえるBAFTAでベストフィーメールコメディパフォーマンスを受賞しています。
あ、ちょっと横道にそれましたが、とにかく若い人は、なんでも”like”をつける、っていう話でした。
発音は、「ライク」とチョコっと挟んでみたり、「ラーイク」と伸ばしてみたり、と色々です。文章が終わった後に、「ライク」とくっつけてみたり(そのあと話が続けようとしてやめたりした場合)とそこそこでたらめで、びっくりしました。
ジャニーズJr.の小箱
メンバー月替わりの「ジャニーズJr.の小箱」のコーナー。
1月は、桧山光成さんです。
今週はアクセサリーについて。大好きなので、自分でネックレスやイヤリングも作っちゃう、というお話。うまくできたアクセサリーは先輩にプレゼントするとのこと。
Yroom
今週のYroomは「欅坂46 尾関梨香 卒論 を語る」と題して、大学生の尾関さんが今取り組んでいる大学の卒論について語ってくれています。
テーマは「欅坂46と私」。先生に進められて挑戦しているとのこと。
アイドルが卒論について語る時代なんですねぇ。すごい。
今週は以上です。また次回をお楽しみに。
読売中高生新聞に関するお問い合わせはお近くの読売新聞販売店(YC)まで。YCでは一部売り(220円)にも対応しています。 月単位のお申し込みは、ウェブからは http://434381.jp/teen 、電話は0120-4343-81まで。
※読売中高生新聞公式Twitterアカウントより
おまけ:ネットや漫画を使った英語学習
英語学習については、計画的に学習誘導してくれるようなネットの自学プログラムでコツコツやるのも一つの手ではないでしょうか。
また、私も大好きな「シャーロック(カンバーバッチ版)」でイギリス英語にしびれた、という人も多いと思うのですが、ファンの方にもそうでない方にも、マンガでバイリンガルでシャーロックのシーズン1の3作を再現してくれている↓の3冊が超お勧めです。
大昔、ピーナッツ(スヌーピー)のバイリンガルマンガが好きで一所懸命読んで勉強したことを思い出す。
今考えると、子供用とはいえ、学校では習わない結構難しい表現が多くて苦労しました。というより、子供用だからこそ、我々が学校で習わないような「生っぽい」英語が多いので、知らない表現が多かったですね。
とにかくマンガで勉強というのは、現代の学習方法としては最も優れたものの1つですからね。
気になったセリフ回しがあって、対訳だけでは物足りない方は、そこだけネットサーフィンして徹底的に深堀りすると言った学習方法も楽しいですね。私は結構やりました。発見が多いですよ。
個人的には、「シャーロック」はシーズン1が最高の出来栄えだと思っているので、この3作だけでいいのではないかと思います。あくまで、個人的にはですが。
寝ころびながらのイギリス英語学習、いかがでしょうかね。
ちなみに、この漫画を使ってイギリス英語をゴリゴリ勉強しようという企画をスタートしました。まずは「ピンク色の研究」から手をつけてます。
よかったらここから見てください。
ちなみにいろいろあって、子供さんが不登校になっても、↓こういった本をしっかりと読みこむと、無根拠な不安がなくなり、では次にどうしようか、と考える余裕が出てきます。
私も大変参考になりました。
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