最近、数十年ぶりにラジオにはまっております
yaozoです。
40年以上前の話です。
中学時代の夜の予習・復習のお供に、ラジオを随分聴きました。
若い方には想像もつかないでしょうが、私の中学生時代には、まだ自分の部屋にテレビがありませんでした。
40年前の中高生のメディア接触の一事例
なので、晩ごはんが終わってゴールデンの番組を見終わり、さて自分の部屋に戻るかぁ、となった後、メディアはラジオしかありませんでした。
ちょうど、ビートルズを知り、歌謡曲しか聞いていなかった小学生が、世界のポップスを聞く中学生になったころです。
主に音質の良いNHK-FMをエアチェック(※カセットテープに録音する行為を指します)したものを再生して聴くのが常でした。
また深夜放送は、なにせ田舎なので、ニッポン放送やTBSは、AMでもありますのでノイズだらけでしたが、一所懸命聞いていました。
記憶はあいまいですが、なぜかニッポン放送の『オールナイトニッポン』より、TBSの『パックインミュージック』をよく聞いていました。
今wikiで調べて思い出しましたが、小島一慶、近田春夫、林美雄、愛川欽也、山本コータローなど懐かしい名前が並んでました。
中でも一番好きだったのは、他の曜日はパーソナリティが変わった中、1967年8月の番組自体の開始から1982年7月の番組終了まで、木曜深夜、不動の地位を守り抜いた唯一のパーソナリティ(コンビ)、野沢那智+白石冬美でした。
いわゆる『ナッチャコ・パック』と呼ばれていました。
今は亡き野沢那智(野沢直子さんのおじさんにあたる声優で、劇団薔薇座主催者)とチャコこと白石冬美(パタリロで知られる声優です)のコンビのトークにゲラゲラ笑って聞いていました。
野沢那智さんは、当時の洋画の吹き替えに引っ張りだこで、二枚目俳優はほぼ野沢那智という感じの時代でした。
アラン・ドロンをはじめ、ロバート・レッドフォード、アル・パチーノ、クリストファー・ウォーケン、ダスティン・ホフマンと、なんだか全部野沢那智ですか?といったぐらいの時代でした。
あとは、もちろん『ダーティ・ハリー』のクリント・イーストウッドが当たり役だった山田康夫、コミックな役柄が持ち味の広川太一郎、ハリソン・フォードなどが印象的な堀勝之祐等が記憶に残っています。
今や声優はキング状態のエンタメ業界ですが、大昔私の子供だった頃も、私のように好きな人は声優さんに注目しながら『日曜ロードショー』などの洋画やらアニメやらを楽しんでいたんですよ。
『サンデーソングブック』きっかけでラジオ聴取復活
都会の集合住宅に住んでいるので、電波状況が悪く、家にあるステレオ・コンポ(※CD、カセットテープ、ラジオなどが聴けるよう、スピーカーとセットになってるコンポーネント・オーディオ機器のことです。うちのは、↓の1世代前のシリーズです)ではラジオがノイズだらけです。
ノイズだらけではありますが、なんとかがんばって山下達郎の『サンデーソングブック』だけは聞いていましたが、ノイズが多いのもあり、毎週聴いてはいませんでした。
特に、年始に大瀧詠一さんがゲストで出てくれていた『新春放談』はノイズ上等ということで聴いていました。
そんなラジオ暗黒時代の中で、急に「インターネットラジオ」というものが現れました。
すごい!
radikoの登場で、ノーノイズで『サンデーソングブック』をPC経由のJBLスピーカーで聴いた時の感動は今でも忘れられません。
とはいえ、日曜日の14:00の生放送のタイミングで家にいることができない日の分は聴けませんでした。
そこで現れたのが録音もできるインターネットラジオ「らくらじ」です。
これは、当日の前1週間の聴き逃し番組を聴取と録音ができるのと、今後1週間の予約録音ができるのです。
夢のようなアプリですね。
ラジオ業界も聴取者を増やす意味で、助かるんだとは思います。
実際私も、ラジオなので、録音したものを、仕事中にながら聴取しますので、わざわざCMをスキップしませんので、録画したテレビ番組なら必ずやるCMスキップをやらないので、ラジオCMはそこそこ聴くようになりました。これはこれで面白い。
私が使っているのは、スマホ用の「らくらじ2」ですがパソコン専用のアプリは「らじれこ」というものが用意されています。親切~。
『オールナイト・ニッポン』55周年記念番組
上で書いたように、『パックインミュージック』派といっていいような人間だったので、なかなか「懐かしいなぁ」とはなりませんでしたが、先日2023年2月17日(金)18:00から、55時間にわたって記念番組が放送されました。
山下達郎の情報収集網で引っかかって流れてきたニュースだったのですが、さっそく「らくらじ」で、聴きたい番組だけピックアップして録音しました。
山下達郎、吉田拓郎、タモリ、明石家さんま、ウッチャンナンチャンなど歴代のパーソナリティから、オードリー、三四郎を中心とする現役パーソナリティまで、どうしてもというものだけ録音しましたが。
各コマ2時間なので、まだまだ聴き終わってません。
残りもゆっくり楽しく聴きます。
ではまた。
yaozoでした。
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