Long live the emperor!
yaozoです。
本日は、「即位礼正殿の儀」が予定の13:00ごろから始まり、無事に終わりました。
それまでの雨が、嘘のように上がり、無事に天皇が国の内外に即位を宣言しました。
ちなみに、「それまでの雨が、嘘のように上がり」という表現は、とても小説的なクリシェなレトリックなので、現実世界でいつどこで使うんだろうと思ってましたが、本当にそのようなことが起こりましたね。虹がさしたという人もいるようです。雨上がりは虹がさしやすいですから本当かも知れません。
ともあれ、テレビ生放送の解説者が事前に説明してくれた行事は本当に何事もなく完結し、見ているこちらも安心しました。
NHKをはじめ、民放各局見回しながら、拝見しましたが、フジテレビが見やすかったので、大体はフジで終わりましで魅せて頂きました。
送られる画が同じでも、スタジオの雰囲気とか、CMタイミングとか、プレイバックのフッテージとかで好き嫌いがありますからね。
で、いよいよ本番が始まりました。
BBCのwebサイト(我々は自動的にAsiaを閲覧させられてますが)でも、当然トップで報じされていました。
動画も上がっていました。短い動画でどこを使ったのかが興味深いですね。
サブタイトルだけ、以下に転載します。
This is the moment Japan’s Emperor Naruhito was unveiled…
along with his wife Empress Masako, on their thrones.
He then proclaimed his enthronement.
He said that as emperor he would stand by the Japanese people…
and would “always wish for their happiness”.
Prime Minister Shinzo Abe congratulated him…
and led a round of cheers.
Long live the emperor! Long live the emperor!
Then as dignitaries including Prince Charles looked on…
ceremonial cannons fired a salute.
“He” “he” っていう表現が出るたび、なかなか違和感を感じました。
“His Imperial Majesty”と呼ぶのが正式だとする見解もありますが、字幕だと長いから”He”にしてるんでしょうかね。
https://ameblo.jp/takeda-tsuneyasu/entry-11953432996.html
BBCなりに、こういった呼称の字幕表記についてはコードを作ってるんでしょうからね。
かといって、BBCがエリザベス女王について、こういう短い動画で同様の理由で”She”っていってましたっけね。どうもそんな気がしない。もし見てたら、同じように違和感感じるとおもんですが….。
なんか”He”って書かれるたびに、「彼は~」などと言われているようで、違和感を感じましたがどうなんでしょう。私が過敏に反応してるだけですかね。でもひとつの国家の「天皇」ですからね。大統領や首相じゃないんですからねぇ。
日本人のみならず、誰も気にならなかったんでしょうかね。いいんでしょうかね、これで。
いいんならいんですけど、なんか座りが悪いなぁ。
これからBBCの動画をもっと見るようにして、エリザベス女王について”She”って字幕いれるのかどうか確認しようっと。
う~む、気になる。
ちなみに、「万歳」を英語で”Long live the emperor!” って叫ぶのは、ディズニーの「眠れる森の美女(Sleeping Beauty)」ではじめて知りました。
このアニメーション映画は、「白雪」と同じくらいとても好きな古典作品で、何度見ても楽しめるので、英語の勉強がてら、英語字幕をつけて英語で見たりしてたので。
”Long live the emperor!”っていう英文も、本来、”Live long, the emperor!” のはずですから倒置法ですよね。その分古典的なニュアンスが我々ノンネイティブにも伝わってきますね。私の解釈が間違ってなければですが。
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