おすすめ「夏の日帰りバスツアー」
夏休みが終わりましたね。
我が家は今年の夏休みは、宿泊付きの旅行には行きませんでした。
去年までは、なんとなく毎年ゴールデンウィークか、夏休みには泊りがけ旅行に行くのが当たり前のようになっていました。
しかし子供もどんどん成長して、色々ライフステージも変わってきますので、なんでもこれまで通りというわけにはいきません。
というわけで、細かいイベントをちょこちょこと入れて楽しみました。
上野の恐竜展に行って、妻の実家に4連泊して、プールで泳いで、大型モールでお買い物して、お台場のチームラボに行って….という感じです。
これでなんとなく夏休みが終わろうとしていました。
しかし、なんとなくこういったラインナップだけでは、1月半もある夏休みの思い出としては寂しいなあ、やっぱり「旅行」が入らないと、夏休みが終われないなぁ...。
じゃぁ、日帰り旅行でいいじゃん!
と思っていたところ、妻のアイデアで、日帰り旅行に行こう!!ということになりました。なるほど、その手があったか。
うちはクルマを持っていないので、遠出をするときには電車かバスになります。
今回はバスツアーを色々と見てみました。
ちゃんと調べてみたのは初めてだったのですが、一口に日帰りツアーといっても実に色々なコースがありますね。
あれがいい、これがいい、と家族みんなでワイワイ議論した結果、↓のツアーに決定しました!
株式会社はとバスのツアーで、
「明野サンフラワーフェスと天然クーラー富士山五合目」
というもの。
ツアーは↓のプランです。
- 新宿駅西口集合・出発
- 明野ひまわり畑・サンフラワーフェス
- ランチビュッフェ
- 冨岳風穴(ヒンヤリ涼しい洞窟体験)
- 富士山五合目
- 新宿駅西口着
まぁ、簡単に言えば、「ひまわりを見て、富士山で涼みましょう」という企画です。
新宿駅西口集合!!
朝7時、安田生命ビル前集合、7時半出発。
日帰りバスツアーの朝は早い。
東京モード学園のビルをこんなに間近見るのはじめて!
見上げると迫力あり。ロンドンのきゅうりビルに負けず劣らずカッコいい!
これ↓に乗ります。
こんなの渡されてたりして、旅情が盛り上がるわけです。
子どもたちには、酔い止めを飲ませてありますので、まぁ大丈夫でしょう、とうことで、早速出発!!
今回のバスは、ベテランのバスガイドさんがついて、色々とお話を聞かせてもらいながら、ひまわり畑に向かいます。
明野ひまわり畑に到着
最初の目的地、ひまわり畑に到着。
駐車場から少し歩くと、大きなひまわり畑が見えてきました。
ここは芸能人カップルが訪れて、ひまわり畑をバックに写真をとってインスタにあげる、という例の場所です。
ひまわり畑は、何箇所かあって、花が咲く時期をずらして植えているので、夏休みいっぱい、どこかの畑が例のようなひまわり畑になっているという仕掛けのようです。なるほど。
これが、大ヒマワリ畑。
「サンフラワーフェスティバル2019」ということで、今年はこの日が最終日だったみたいで、ギリギリセーフ。
畑はすごいことになってます。
よそのご家族に写真を撮って差し上げて、今度は後ろのご家族に撮って頂く、という入学式方式で写真を撮ります。
あらぬ方向を向いているひまわりも。
畑の中には小道があって、ざくざくと分け入っていくこともできます。
ひまわりの花に大きなミツバチが。
蜜集めに必死で、刺しにきません。
私は50年以上前に、自然に囲まれた場所で生まれ育ったので、蜂がこれくらい近くても怖くありません。
でも刺されなくてよかった。
おなかが空いたころに、ビュッフェ・ランチ
バスガイドさんの名調子に聞き入っているうちに、バスはランチのレストランに向かいます。
ここで、なんとなくツアーを共にする参加者の面々のプロフィールが分かってくるわけです。
若いカップル、お友達の二人組、お母さんと小学生の息子さん、大学生くらいのお嬢さんとそのご両親、みたいな感じです。
その中に、中国語の会話が聞こえてきました。複数の中国からのお客さんが参加しています。お互い政治的にはいろいろありますが、市民同士はこうやって交流できて嬉しいですね。
ごはんは、どれもおいしいものばかり。
子供たちもビュッフェで「食べきれないぐらい運んできちゃう」というビュッフェあるある的失敗をしないようになりました。
こういうところにも、子供の成長が感じられます。
おなかもいっぱいになり、会社用や自分たち用のおみやげもそこそこ買って、次の目的地に出発します。
うまく撮れませんでしたが、湖ではボートの練習に励む人たちがいっぱいいました。
だんだん標高が上がってくるので、エアコンの効きも良くなってきます。
このあたりから、富士山に向かっている感じが出てきますよ。
富岳風穴でヒンヤリ
プログラム的には、「鳴沢氷穴」または「富岳風穴」となっており、その日の交通事情によって、良き方を当日選ぶというもの。
この日は、富岳風穴で涼ませてもらう、ということになりました。
このあたりは、いわゆる「富士の樹海」というところらしく、バスガイドさんからはかなりおどかされます。
「バスを降りた後は、必ずちゃんとした道を歩いてくださいね」
「私長くこういう仕事をやってますので、大体わかるんですけど、『下見』に来る人がいるんですよね」
「ま、とにかく、くれぐれも、樹海の方にはいかないようにしてください」
といった感じ。
「富士の樹海」の話はテレビなどでよく目にしますが、実際に見るのははじめてです。
やっぱり、迫力がありますね。右を見ても左を見ても。
う~む。
どんどん風穴の方に入っていきます。
で、風穴の入り口につくと↓このように、急な階段があります。
頭をぶつけるといけないので、ヘルメットの着用を促されます。
この入り口で急に気温が変わります。
手すりも冷たい。
ずっと下りていくと、風穴の道につきます。
群生する「けいさんか(通称「光りごけ」)」とあります。随分珍しいらしいです。
そして、昔は実際に使われていたという「天然冷蔵庫」があります。
なるほど、これくらい寒ければ冷蔵庫になりますわ。
ということで、暑い夏に相当な「ヒンヤリ体験」をさせてもらいました。
↓のような樹海に囲まれて道を通ってバスに戻ります。
「くれぐれも道をはずれないようにしてくださいね。絶対ですよ」の意味が体感できます。
まじで怖い。
富士山五合目に到着!!
怖くてヒンヤリした場所を後にして、今回のツアーのハイライトである、富士山五合目に到着しました。
途中から雨が降り始め、五合目に到着したときには、本格的な雨となりました。
やや残念ですが、天気ばかりはどうにもなりません。
周囲の自由散策はできませんので、五合目の施設に入ります。
バスガイドさんから車中で聞いていた、「郵便局」があります。
ここでハガキを買って実際に↓のポストに投函すると、ちゃんと届くという仕組みです。
8月下旬ですので、残暑見舞いを書いている人がたくさんいました。
こんなのもあったりして。
残念ながら、私はお酒が飲めませんが。
おみやげに「富士山めろんぱん」がついてきます。
見事に富士山です。
車中に戻ったら一人1個づつ置いてあったので、早速食べます。
バスガイドさんから、
「あら、もう食べちゃったの?」
なんて聞かれます。
そりゃ食べます。ほんとにおいしかったですよ。めろんぱん。
では、新宿へ戻りましょう
ツアーのハイライトも終わり、バスは一路新宿へ戻ります。
止まない雨の中、そこそこの標高の場所から、ぐんぐんバスは下っていきます。
ここから新宿までが結構長いのですが、そこはベテランのガイドさん。
色々な持ちネタがあり、お歌も歌ってくれたりしてちゃんと楽しませてくれます。
参加者も、日が暮れるにつれ、心地よい眠気に包まれます。
ガイドさんの声のトーンも少しずつ落とされ、やがてお話が終わります。
睡眠タイムということですね。
家族も眠りに落ちているので、私は愛器Bose QuietComfort 35を取り出します。
最近は、めっきり「歌モノ」が聞けなくなりました。
年をとってきて、音楽に求めるものが変わってきているのかもしれません。
たとえば、こんな曲で旅情に浸るわけです。
新宿駅8時半到着
ということで、宿泊はなしでしたが、丸一日がかりで、東へ行って西に切り替えし、また東に戻ってと三角形のツアーを楽しみました。
一応、今年の夏も「家族旅行」があった、ということになります。
よかった。
3泊4日、4泊5日といった旅行ができない場合でも、日帰り旅行という手がありますので、みなさんもよかったら試してみてください。
本格的に富士山登山したい勇気と体力をお持ちの場合は、↓のようなツアーもあります。
「6年連続No.1」って。本当なんでしょうけど、すごいですね。
またはクラブツーリズムなんて、人気のバスツアー、多数用意されているみたいですよ。
谷間の時期なんかを狙って、お友達や、大人の親子でお出かけすると、ちょっとした遠足気分で盛り上がること間違いなし。
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