Netflix「ブラック・ミラー」
yaozoです。
Netflixで、好みのシリーズを見終わって、ポット穴が開く時があります。
そんなときは、Amazonビデオ、やHuluで色んな作品を物色するわけです。
いまでは、Amazon Fire Stickを導入したので、AmebaやTVerなんかも選択肢に入ってきています。
イギリス英語 Netflixの検索が多い
もともと、未来の自分に向けて、あるいは過去の自分に向けて、自分が好きな事を書きたい、残しておきたい、という動機でが好きなのではじめたブログですので、そんなに多くの人が読んでくれているわけではありません。
3月からはじめてようやく5か月になるばかりでから。
とはいえ、数10人の人が読んでくれる回もあり、日を追うごとに順調に増えており、月間数100ユーザーを数えるようになりました。
ネットワーク社会さまさまですね。
で、このブログを訪問してくださる方の、オーガニック検索ワードで上位が、「イギリス英語 Netflix」といったわーどなので、おそらくそういったところに興味・関心がある方が読んでくださっているのでしょう。
ありがとうごいます。
おすすめイギリス的コンテンツ
そういった方は、おそらく見ているとは思いますが、私が「ヒューマンズ」をなぜか見てなかったように、もし見てない人がいるともったいないので、是非おすすめしたいコンテンツがあります。
「ブラック・ミラー」という作品です。
イギリス英語の勉強にももってこいの優れた作品だと思います。
なにしろ、英語学習の素材は、何度もみることになるので、何度見てもあきないようなものでないとなりません。
その点この作品は、英語学習用コンテンツとしても十分見ごたえのあるものだと思います。
それはともかく、この作品のサムネイルに「Netflixオリジナルマーク」がついているので、もとよりNetflixのクリエイトした作品だと思ってました。
この作品は、1話完結もので、尺も60分を越えるものもあったりしって、いかにも、アメリカのフォーマットではない雰囲気がします。
また、イギリス人やイギリスを舞台にしたエピソードの出現率が高いので、てっきりNetflixのイギリスチームオリジナルかと思っていました。
ところが、wikiで調べて知ったのですが、この作品は2011年~2014年までは、イギリスの「チャネル4」が制作・放送していたものだったようです。
シーズン2までその座組で放送されていた後、2015年9月にNetflixがチャネル4に3シーズン系計2話の制作依頼をしたようです。
で、完成したエピソードが、6話1シーズンとして、シーズン3とシーズン4としてNetflixオリジナルということでストリーミングされる運びになったようです。
で、その後最新シーズンはシーズン5が、現時点でエピソード3まで見れます。
イギリス/アメリカのちゃんぽん
上のような経緯ですので、シーズン2までは完全に(未来の)イギリスが舞台のSFシリーズとして楽しめます。
配役も当然イギリスのスターが大挙してでており、↓のトレイラーのサムネイルの女性は、「ダウントンアビー」の三女のシビルを演じたジェシカ・ローズ・ブラウン・フィンドレイです。
独特のハスキーヴォイスで、小雨でも降っているようで、私は大好きな声です。この声でよく女優をめざしたなぁ、というかキャスティングした製作陣もえらいなぁ、と思います。
一度聴いたら忘れられないキャッチーな声ですね。
また、近年の007シリーズで活躍しているロニー・キニアも首相役(とてもよく似合のです)で出演しています。
最新の(初の女性)「ドクター・フー」を演じるジョディ・ウィテカーなども出ており、イギリス映画やイギリスドラマファンにはたまらない作品です。
ただ、Netflixが引き継いだ後のシーズンも、アメリカ人俳優や未来のアメリカを舞台にしたエピソードが増えますがが、やはりイギリスのチャネル4が制作しているだけあって、イギリス俳優が出てきたり、イギリスを舞台にしたりと、イギリス製作的な作品として楽しめるように製作されています。
↓はNetflixが引き継いてからのシーズン3のトレイラーです。
なにより、イギリス的風刺がアメリカのSFとは違う、大変ダークというか、シニカルというか、ハリウッドてきなトーンとは違う作品として楽しめます。
かなりヘビーです。
個人的にはアメリカのダークさというのは、「人間はなんて醜いんだ」とか「人生っていうのはなんて過酷なんだ」とか「人間にはこんな面もあるんだ」って感じがしています。
ところがイギリスのダークなのは、もはや「不条理」というか「う~む、そうくるかぁ」「えぇ~、やだなぁ」とかいう感じです。
って、ちゃとした説明になってませんが、とにかくこの作品、Netflix製作でありながら、イギリスフレイバーもところどころで楽しめる、イギリスファン必見のコンテンツだ、ということが言いたかったわけです。
↓は最新のシーズン5のトレイラーです。
https://www.youtube.com/watch?v=2bVik34nWws
まだの方は是非シーズン1からご覧ください。
期待を裏切られることはないと思いますよ。
おまけ:イギリス英語学習について
英語学習については、高額なスクールに通う前に、かなり計画的に学習誘導してくれるような、自学ツールでコツコツやるのも一つの手ではないでしょうか。 ちなみに、うちの中一の娘はこれで英語頑張ってます。
また、イギリス人が普段の生活で話している英語を実際に「手加減なし」で聴き取って理解したい、という方には、「生のイギリス英語を現地の生録音」を使ってしっかりと「精聴」しよう、というコンセプトで作られている本が↓の2冊がおすすめです。
小川直樹さんと川合良平さんというに2人による、どちらかというと文化人類学的なフィールドワーク的アプローチの「現地語採取」に近い感じで、今のイギリス英語(話し言葉)を記録し、それを文字に起こし、そして解説する、という極めて面白い企画です。
まぁ、もちろん一発目は、音声だけ聞いて自分がどれくらい聴き取れるかやってみるんですが、インタビュアーがペラペラなので、対象のイギリス人もそりゃもう普通に、言葉につまったり、省略したり、訛ったりして、全く普段通りに話してくるので、わからない箇所が多いです。それを、しっかり聴き取れるプロが、文字に起こしてくれてるわけなので、「へ~なるほど、そうやっていってるのか。わかんなかったよ」というAHA体験が味わえます。
私にとっては、大変貴重なイギリス語学習の教材です。
RedとBlueがあります。
また、私も大好きな「シャーロック(カンバーバッチ版)」でイギリス英語にしびれた、という人も多いと思うのですが、ファンの方にもそうでない方にも、マンガでバイリンガルでシャーロックのシーズン1の3作を再現してくれている↓の3冊が超お勧めです。
大昔、ピーナッツ(スヌーピー)のバイリンガルマンガが好きで一所懸命読んで勉強したことを思い出す。
今考えると、子供用とはいえ、学校では習わない結構難しい表現が多くて苦労しました。というより、子供用だからこそ、我々が学校で習わないような「生っぽい」英語が多いので、知らない表現が多かったですね。
とにかくマンガで勉強というのは、現代の学習方法としては最も優れたものの1つですからね。
気になったセリフ回しがあって、対訳だけでは物足りない方は、そこだけネットサーフィンして徹底的に深堀りすると言った学習方法も楽しいですね。私は結構やりました。発見が多いですよ。
個人的には、「シャーロック」はシーズン1が最高の出来栄えだと思っているので、この3作だけでいいのではないかと思います。あくまで、個人的にはですが。
寝ころびながらのイギリス英語学習、いかがでしょうかね。
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