Travis Larson Bandをおすすめします。Aristoctratsと共演するバンド!
yaozoです。
前回、ギターインスト音楽が好きで、長らく仕事中に聴いてきたミュージシャン/ギタリストを紹介しました。
最近Spotifyのレコメンド機能で、かなり新しいギタリストとの出会いがあります。
ほんとにSpotifyさまさまです。
レコメンされたミュージシャンは、とりあえず、ポチっと1曲聴いてみることにしています。
それで、つい先日レコメンされたミュージシャンの一群に見つけたのが、このTravis Larson Bandです。
そこそこ人気ギタリストは聴いてきたつもりだったのですが、生まれてはじめて聴きました。
YouTubeで検索したら一番最初の結果で表示されたのが↓の『Wacthman』でした。
これは、2013年リリースのアルバム『Shift』に収録された作品のようです。
スリーピースバンドで、ベースが女性というやや変わったバンド。でもサウンドがバチバチに好みだ。ギターのも、ベースのも、ドラムのも、全部好み。
すごくかっこいいぞ~。なんだこりゃ~。
wikipediaにないぞ?調べよう
ばっちり好みのサウンドだったので、YouTubeを見ながら、このバンドについてググってみました。
すると一番最初に出てくるのが、例のごとくの何本からの動画の下に、バンドの公式ウェブサイトでした。
でそのまま検索を続けても肝心のwikiが出てきません。2~3ページみて出てこないんですからないだろうと思ったら、案の定、ありませんでした。
Spotifyでは、1998年リリースのデビューアルバム『Travis Larson Band』からはじまって
『Suspension(2001)』
『Burn Season(2004)』
『Rate of Change(2006)』
『Rate of Change Live(2009)』
『Soundmind(2011)』
『Shift(2013)』
そして最新作の
『Anica(2016)』にいたるまで、全作網羅されています。
20年以上にわたり、全8作をリリースしてきたバンドがwikiページ作成されていない、というのは大変違和感を感じますね。
とりあえず、公式ウェブサイトと、Googleでヒットしたページなんかを斜め読みしたところ、以下のようなあらましが明らかになりました。
<パーソネル>
ギター:Travis Larson
ベース:Jennifer Young
ドラム:Dale Moon
<アルバム>8枚
<DVD>3枚
<エンドースメント>
Ernie Ball/MusicMan, Electro-Voice, Digitech, Markbass, DVMark, Gretsch, Sabian
Travis Larsonのギターは、現在見れる動画で確認したものはすべて、Ernie Ball/MusicManのダブル・ハムバッカータイプです。Jennifer YoungのベースもErnie Ball/MusicManですね。
<YouTubeチャンネル>は↓
<活動>
Ted Nugent, UFO, Steve Morse等とツアーを行い実績を積んできたバンドであり、近年は、アリストクラッツとツアーしている、フルスロットルのロック・ヒュージョンバンド。
2011リリースの『Soundmind』では『Guitar Player Magazine』の “Editor’s Top Three” に選出されている。
『スティーブ・モースとジェフ・ベックをまるっと足し合わせてミックスしたようなサウンド』と評されたコメントを、公式ウェブサイトのバイオグラフィーに掲げている。
2020年1月のNAMMショーには、Electro-Voice, Ernie Ball / MusicMan, Markbass / DV Mark, Fishmanといったブランドのブースに登場予定。
2020年6月~9月まで、アリストクラッツと全米数十カ所のツアーを回る。
ラジオインタビュー出演
英語のリスニングが得意な方は下のサイトで、Travis Larsonが出演したラジオ番組『The Guitar Shop(ジェフ・ベックの同名曲でスタートします)』で彼のインタビューが聴けます。
イエスのクリス・スクワイアが死亡したことを伝えるニュースから始まってます。そういえばそうだった。
アリストクラッツとのツアーを控えた、2015年7月1日に電話インタビューが放送されています。
横にベースのジェニファーやデイルもいたらしく、一緒にインタビューに答えています。
『Shift Live(CD/DVD)』が発売された直後ということで、メキシカリという街で行われたライブについて詳しく答えています。
数十年雨が降ったことのないこの街で、嵐があった日の夜だったようで、いろんな面で結構盛り上がったよ、とのこと。
曲もこのライブの音源から、↑にはった『Watchman』を含む3曲をかけてくれてます。
残念ながらこのラジオ番組、2005年にはじめって2016年には終わってしまったようです。
近いアーティスト
前回ご紹介した”music-map”で調べた結果が↓このようになっています。
なるほど、キコ・ルーレイロ、スコット・ヘンダーソン、アリストクラッツ、ガスリー・ゴヴァン、スティーブ・モース、ブレット・ガースド、グレッグ・ハウ、リッツィ・コッツェンといった私の好きなギタリストが回りを囲んでいます。
そして、アンディ・ティモンス、バケットヘッド、ジョー・サトリアーニ、ジェフ・ベック、エリック・ジョンソン、ジョー・ボナマッサ、アニマル・アズ・リーダーズといったミュージシャンの名も見えます。
Spotifyでレコメンされるような面々と重なります。同じエンジンを使っているのかもしれません。詳しくは分かりませんが。
そしてその一方で、すごく近くに知らない名前も見えます。これは調べてみる価値がありそうです。
その前に、11作品を時間をかけて楽しむこととします。
たとえば、YouTubeチャンネルで、このような、ジェニファーのループを効果的に使ったベースソロを楽しんだり。
いい感じのモダンインストミュージックですね。優しい感じ。
う~む、ほんとだ。ジェフ・ベックishな感じを醸し出してますね。ベースとのシンクロも気持ちいい。
スリーピースバンドであることが、かえって「うるさくない」インストバンドを形成しているように思いました。
Covetなんかも、同じくギター、ベース、ドラムのスリーピースバンドで、すっきりしていて、各楽器がちゃんと綺麗に聞こえるのが気持ちいい、っていう感じですもんね。
念のため、Covetの代表的なナンバーを一曲。
ということで、最後にもう1曲、TLBのナンバーから、シンコペーションがとても気持ちいい『Nevele』を。
3人でも全く寂しくない、というか、繰り返しになりますが、各パートの高いテクニックに支えられたプレイが鮮明に聴き取れて、かえって気持ちがいいですね。
これを読んだ方も、Travis Larson Bandを好きになってくれればうれしい限りです。
普段のミュージックガジェットは何使ってますか?
会社では、バッテリーが切れてもすぐに交換できるように、↓このイアフォンを別の似たタイプのイアフォンと交換しながら2台使ってやってます。別のものなので、交換した際にややボリュームに差があるのでPCの音量調整が必要ですが、特に気になりません。全く同じものだと、私がおっちょこちょいなので、バッテリーが切れた方をまた耳につけてしまいそうで、いやなので意図的に分けてます。
このイアフォンは、ボックスの充電容量が%表示されるっていうのが売りみたいです。フィット感がいいです。
ちなみに、会社の行き返りや、休みの日のお出かけなどでは、BoseのQC35を長らく愛用しています。ノイズキャンセリング機能付きで、バッテリーの超長持ちで、おまけに(特に私は気にするほうなのですが)長時間つけていても気にならない、フィット感と、3拍子揃った最高のヘッドフォンです。もちろん、ブルートゥースでワイアレスで聴いています。
長くなりました。
私が調べた限りでは、このページが、Travis Larson Bandに関して日本語で読める最もリッチなページだと思います。
ではまた。
楽器総合小売店の石橋楽器店!ギターから電子ピアノ、管楽器、民族楽器まで品揃え豊富!
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません