『Tonight  You Belong To Me』をウクレレで弾こう!!

Music, 音楽

yaozoです。

前回の「カフェ・ミュージックって耳障りじゃないですか?」の投稿内で紹介した、ブラジルのグループ「The Ladybugs」がなんだかいい感じでしたので調べました。

 

The Ladybugs

公式ウェブサイトはこちら↓

http://www.theladybugsband.com/

about usのページによると女性リードシンガー2人をフィーチャーされたグループで、YouTubeで様々な楽器編成で曲をアップしています。

レパートリーは、1920~40年代の古いカントリーやブルーズ、ラテン等。

『The Ladaybugs』というアルバムをリリースしたとのこと。調べても調べても、同じ名前の大阪の女性バンドのCDしかみあたりませんでしたので、↓の公式サイト物販ページでしか入手できないみたいです。

http://www.theladybugsband.com/store

それはさておき、このグループの曲をいくつかYouTubeで聞いてたら、こういった↓曲もカバーしておりました。

この曲『Tonight  You Belong To Me』、私はほんとに大好きなんで、とてもうれしくなりました。

 

『天国から落ちた男(”The Jerk”)』

はじめて聴いたのは、大好きなコメディアン、スティーブ・マーティンの『天国から落ちた男(1979)』という映画の中です。

スティーブ・マーティンがバーナデット・ピーターズと実にいい感じでデュエットしています。映画史上に残るロマンティックな歌唱シークエンスだと思います。

その上、しっかりとしたラブソングを聴かせてくれた後、最後にちゃんとオチも用意してあり、さすがの一言です。

 

ここで歌われている『Tonight You Belong To Me』は、1926年にはじめてリリースされたポピュラー・ソングで、その後、様々なアーティストにカバーされています。

たとえば、The Lennon Sisters↓という、姉妹4人組(1956年にカバー)があります。

John Lennonっていう人とその家族以外に、Lennonという苗字で知っている著名人は後にもさきにも、この人たちだけです。

いるんですね、ちゃんと。Lennonって方。

wikiで調べたら、アイルランド語の”Ó Leannáin”という言葉(恋人を意味する”leannán”が語源)の英語化した苗字とのことです。

確かジョン・レノンの家系もアイルランド系でしたね。

より良い生活を求めて、アイルランドからロンドンへ移住しようとしたアイルランド人が、最初に立ち寄るブリテン島の要所がリバプールなのですが、そこが居心地がよくてそのまま住み着いたアイルランド人が多かったらしく、リバプールはアイルランド人をルーツとする人が多いようです。

 

リユース率の高い、Patience And Prudenceのカバーバージョン

で『Tonight You Belong To Me』に戻りますと、↓のPatience And Prudenceという姉妹デュオも、1956年にカバーをリリースしています。

 

このバージョンの方が後世はポピュラーなようで、最近では、「Genau, was ich will(まさにほしかったもの)」というタグラインで、ebayのCMに使われたり、、、。

 

また、「Det er ikke bare den som reiser som nyter godt av vare fordeler.(私たちが幸せにしたいのは、旅行者様だけではありません)」というタグラインの、かスカンジナビア航空のかかわいいCMで使われたり、、、。

 

ニコール・キッドマン主演で、私が大好きなサイコ・スリラー・ドラマ『記憶の棘(2004)』のエンディングロールで流されたり、、、。

※この映画、見てない方がいたら、必見です。ニコール・キッドマンのファンでなくても、とてもとても楽しめます。ええっ!?という展開で、「やられた~」的なカタルシスが得られる映画です。色々考えさせられます。

 

圧巻は、米FOXのテレビドラマ『アメリカン・ホラー・ストーリー』で使われた例です。怖いシーンであるほど、この無垢で平和な感じの楽曲がより怖さを増す、という効果を発揮します。

 

ウクレレ・カバーバージョンon YouTube

ちなみに冒頭の『天国から落ちてきた男』のスティーブ・マーティンとバーナデット・ピーターズのバージョンをコピーしている男女がいました。

「ウクレレ・プレイアロング!」ということで、ウクレレのタブ譜(弦を押さえる場所を示した譜面のようなもの)つきの動画で、これは大変便利です。

オリジナルというか、スティーブ・マーティンらのバージョンとはキーが違いますが、その辺にこだわらなければかなり楽しめる動画です。

こういうの助かりますね。

 

また、「カバー」と銘打っているもののちょっと変わったアレンジで面白かったのが↓の動画です。両方とも歌が上手いのと男女入れ替わったアレンジとか、アイデアも面白いです。

 

 

と思ってたら、わざわざ「KARAOKE(”THE JERK” VERSION) in Gflat」なんてのを上げてる方もいます。

Gフラットなんですね。押弦がそこそこ難しいですね。

普段使わないコードばかりですからね。

 

こんな風に、”tonight you belong to me ukulele”で検索かけると、出るわ出るわで、いろんな方が、”play along””ukulele karaoke”といった動画を投稿しています。

ウクレレと言えば本場ハワイでしょう、ということで、本場ハワイアンによるカバー。

映画では、トランペットソロが入りますが、ここではカズ―を使う、というアイデアで笑わせてくれます。

 

↓の動画は、押弦からやさしく教えてくれるおじさんで、歌詞もシンクロですので、これからウクレレを始めようって思う方にはぴったりですよ。

 

で、うまく弾けるようになったら、恋人と2人で↓こんなように歌えます。

楽しそう。

 

ウクレレがない場合は、是非1本くらい買いましょう。

※うちは、私が娘と息子に買ってあげたものが2本と、妻の実家に置いておく用に1本と、計3本あります(そのうえ、エレキギターが●本あります)。

ウクレレという楽器もほんとにピンキリなのです。

私は楽器店に寄る機会があると、そこそこ高い(10万前後)のものを試奏させてもらうようにしてますが、そりゃいい音がいますわ。

 

しかし!

初めての場合は、あまり高いものは買わないほうが吉です。これはどんなものにも言えることです。

よく、「どうせ買うなら、そこそこのものを買っておいた方が、、、、」とか「安いものを買って、『安物買いの銭失い』になるよりは相応のものの方が転売するときも」などと言いますが、それはピアノなど、最安値のものでもそこそこ値段の張る楽器などの場合です。

ウクレレは数千円台からありますので、↑の話は全くマッチしませんよ。

 

楽器は、上達する前に飽きる可能性もありますので、その場合、ずっと手元においとくのもキツイので、誰かにあげるのが一番です。

そんなとき、あんまり高いと、こっちは良くても、もらう方がお返しに困ります。

なので、ウクレレなら全部込みでも5,000円を超えない方がいいですね。

※ギターなら2-3万で結構よいものが帰る時代です。

 

ということで、「全部込み」といった場合、何が大事かって、普段楽器を弾かない人は、チューニングする機材(チューナー)が手元にないでしょうから、ヘッド部に取り付けられるタイプのデジタルチューナーは欲しいですね。

スマホでもチューナーアプリはありますが、あれは、実用としてはそこそこめんどくさいので、まわりにチューナーがなくて仕方がない時にしか使う気がしません。

ということで、オススメは↓これ。


ギターの材にもよく使われるマホガニー材を使ってあり、必要なものは全部そろってます。

※「ソプラノウクレレ」とありますが、これは、いわゆる普通のウクレレのことですので、これでOKです。「コンサート・ウクレレ」などと書かれていたりします。

※ちなみに、うちの娘のウクレレは「テナー」のウクレレで、これより一回り大きく、弦の張りも強いので、大きな音が出ます。

 

さぁ、これですぐにウクレレの練習が始められます。ウクレレを寝かせてある人は、すぐに引っ張り出しましょう!

昔なら、ここで「教則本」はどれがいい?って話になりますが、今般はYouTubeのチュートリアルが山ほどありますので、全く不要です。

出版社の方には申し訳ないですが、紙の教則本は、掲載楽曲が限られている分、かえってじゃまになります。



ベスト・カバーは。。。

性格がしつこいので、数10本と同曲のカバーを見ましたが、個人的なベスト・カバーは↓の動画でした。

声がいい、歌がうまい、演奏がうまい、録音がいい、と最高です。

よくよく見たら、フランス人のプロでした。あちこちツアーに回っているみたいです。

 

と、色々と調べると、この『Tonight You Belong To Me』という曲、映画『天国から落ちた男』の影響なんでしょうけど、ウクレレで随分と親しまれている、ということがわかりました。

うちも、ウクレレの弾ける娘と2人で、シンガロング&プレイアロングしようと思いました。

“I know (I know)~” なんて。

※しかしこの曲、なにやら仲のいい恋人同士で歌う歌、みたいな感じになっちゃってますが、歌詞をちゃんと読むと、随分切ないラブソングです。ほんとはね。

ではまた。



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Posted by yaozo