フォートナイトのために、息子に最高級キーボードApex Proを買わされたお話

ガジェット

yaozoです。

以前の投稿に書いたように、小学生の息子はマインクラフトにはまっておりました。

MOD(改造)を楽しみたいとのことで、専用のPCも買ってあげることにしました。

MOD作業自体は、なかなかなソフトウェアナレッジを必要とするため、小4だった息子には荷が重く、結局私が色んなWEBサイトを見ながら、頑張っていくつかのMODを導入してあげました。

急にフォートナイトに目覚める息子!!

マインクラフトは結局1年くらいは楽しんでやっていたように記憶しています。

ところが、最近になって、学校のお友達がやっていたからだと思いますが、スイッチを買った際についてきたフォートナイトで遊ぶようになりました。

スイッチを買った際は、全く興味を示さず、あつ森をちょこちょこと遊んでいた程度だったのですが、やはりお友達の影響というのはすごいものです。

同じ学校の同じ学年に、なんと小学生YouTuberが3人もいるらしく、彼らがそろってフォートナイトをやって配信しているらしく、学内に急激にフォートナイトブームが訪れているようで、息子もにわかに興味を持ち始めました。

ニンテンドーアカウントでEpic Gamesのアカウントに入り、フォートナイトで遊ぶようになりました。

周りは、1年以上早くフォートナイトをはじめているので、誰とやってもボロ負けの毎日でした。当たり前ですね。

ところが、負けるのがやはりかなり悔しいらしく、PCの設定を工夫したり、スキン(アバター)を工夫したりしながら、なんとか頑張っていました。腕もそこそこ上がって来たようです。

うちの息子は、たまにスイッチデバイスも使いますが、基本は、PCでキーボードとマウスを使って戦います(「キーマウ勢」と呼ぶようです)。

まずは、マウスを買って!

キーマウ勢として参戦しているものとして、できる工夫は全部やっても、まだ弱い。

ということで、マウスを新調してくれ、とのリクエストがありました。

自分のお小遣い貯金でだったら、ということで、それまで使っていた私のお古のマウスから、↓のそこそこ高機能なマウスに乗り換えました。

Logicoolのゲーミングマウス「G304」です。Amazonで3,800円!!

私も事務職のサラリーマンとしてはマウスやキーボードに凝る方で、会社貸与のキーボードとマウスはここ10年以上使ったことがありません。

10年前くらいから無線キーボードとマウスがビジネスユースでも使えるレベルになってからは有線のキーボードとマウスを使ったことがありません。

また、使いこごちなどにもこだわるので、色々と買っては試し、買っては試しと、乗り継いできました。

そんな私のこれまで買ったマウスのどれよりも高い!!

息子いわく、要するにサイドボタンに機能を割り当てて、「建築」やら「攻撃」やらのレベルを上げたいとのこと。

そんなにたくさんのボタンに何を割り当てるのかはわかりませんが、とにかくサイドボタン2つは必須とのことで、自分のお財布に鑑みた結果、これを選んだとのことで、私が注文してあげました。

早速、なにやら色々「割り当てて」は、ああでもない、こうでもない、とやっていました。


まぁ、もちろん最高級品ではありませんが、プロゲーマーの誰やらも使っているんだか、推奨しているんだかで、そこそこ気に入っているようです。

マウスパッドも買って!

そうこうしているうちに、そこら辺にあった、マウスパッドを与えて使わせていたところ、マウスパッドが小さいと、色々と不利になるとか言い出して、今度は大型のマウスパッドを買ってほしい、と言い出しました。

まぁ、パッドくらいなら、自分の貯金から買えるだろう、とどれがいいんだと聞くと、できるだけ大きいのがいい、横30cmくらいなどと言い出します。

なんじゃそりゃ、そんなでかいパッドあるんかい?と聞くと、プロゲーマーのYouTubeチャンネルを見せてきたのですが、彼らは、それこそ、横90cmくらいの超大型パッドで、デスク丸ごと覆っているようなものを使っています。

ということで、息子の机は、妻が小学生の頃に買ってもらったもので、今や40年もののビンテージのパインウッドデスクです(笑)。ものが良いのか頑丈ではありますが、いかんせん狭い。

なので、勉強するときは、ひきだしに入れてあるノートPCを置いて、その空いているところをまるまる埋められるようなサイズをAmazonで探しました。

マウスとおそろいでロジクールのゲーミング専用のマウスパッド「G240t」というものです。

サイズは、 「本体サイズ:(幅×奥行×高さ)340×280×1mm」とあります。つまり横長の薄っぺらいクロス状のプロダクトなわけです。

値段は1,480円。私はそもそもマウスパッドを使わない派なのですが、周りでも1,000円以上のマウスパッドなんて買ってる人見たことありません。やはりなんでも専用のものは値が張りますね。

実物がこちら↓。

デスクの奥行が32cmくらいしかない浅いものなので、ご覧のようにギリギリです。


 

これで自由自在に、逃げたり、追っかけたりできるらしく、大満足の様子です。しばらくこれで腕を上げるべく精進していました。

しかし、もうガジェットは十分で、あとは修練あるのみだろう、などと安心していたのもつかの間、その後には、もっと大物が待ち受けていました。

キーボードも買って!!

マウスとマウスパッドを買って数か月したある日、息子が例のごとく、私のおさがりのスマホ(家の中のみという条件で、wifiで使用させてます。あくまでもパパのを貸している、という体です)で、YouTube動画を見せに来ました。

こういうときは大体ヤバい。何か買わせようとしているときです。

で、何を見せるのかと思いきや、なんとゲーム用キーボード動画をガンガン見せてきます。

「大体おまえの魂胆はわかっているが、そもそもおまえのノートPCにはキーボードがついてるじゃないか」と説得しようとしました。

ところが、そのノートPCのキーボードよりも、タッチの反応速度が格段に高いゲーミングマウスを、優先でUSBポートに接続することで、戦闘能力が格段に上がるのだとのこと。

だって、ノートPC のキーボードが邪魔じゃないか、と言うと、「ノートPCのキーボードの手前の空間における」と言い張ります。

敵はすでにゲーミングキーボードのサイズと、ノートPCの空いている場所のサイズを測定済みらしく、ノートPCの上にキーボードを置く、なんてのが成立する、と言います。

ほんまかいな、と私自身も測定してみたところ、ちょうどおけるサイズ感でした。やられた。

あとは、資金をどのように調達するか?です。価格は2万円以上(!!??)とのこと。

まじか!!

すでにゲーミングマウスとゲーミングマウスパッドを購入済みですので、貯金も少なくなってきている息子。少なくとも現在の有り金では、買えないようです。

困った。

ということで、悶々としながらもお友達とネットでつながってゲームに精進する日々が続いたある日。

そういえば、習い事の発表会が5月にあるなぁ、ということで、この時にご褒美でボーナスを要求してきました。

そうは言っても、2年に一度の発表会で2年間頑張ったご褒美だからと、2万円もあげるわけにはいきません。せいぜい5,000円がマックスでしょう。

ただ、それでは自分の有り金と足しても、夢のゲーミングキーボードに手が届きません。

ところがここで奇跡が起こりました。

習い事の発表会が、偶然、祖父母の住む町の近くに決まりました。

で発表会を無事乗り切った息子。コロナになってから1年以上会えてない大好きな祖父母に、発表会の成功(今回はコロナのため、シニアの彼らには来場を遠慮してもらいました。当然ですね)を報告しに、本当に、玄関で顔を見せるだけのために、訪問しました。

すると、大好きな祖父母、そして2階に住む義兄夫婦から、息子にご祝儀が渡されました。

私ら両親からの5,000円に、それを加え、貯金の残りを全額をつぎ込むと、なんと夢のキーボードの買える資金に到達しました。

ということで、有り金全部を私が引き上げて生活費に回し、ついに息子の夢のキーボードを注文することになりました。

まずは、SteelSriesというブランドの「Apexシリーズ」の中から選ぶことになります。

息子も色々と研究する中で、迷っていましたが、いざ本当に買えるとなると迷いも深まります。

数日私と相談した結果、どうせ数万円はたくんだから、長らく使える方がよいだろう、という点と、息子は今では他に出費するような趣味がないので、一点豪華主義でよいだろう、といった点から、やはり望みうる最高峰のものを買うことに決めました。

それがApex Proです。

SS社のApexには、7とか5とかがあったり、テンキー(一番右の数字だけうつキーブロック)の有無、英語配列かカナ配列か等、色々種類があります。しかし、「Apex Pro」ってくらいですから、やはり使用しているプロゲーマーの方も多く、一番値も張りますが、これ以上望めない最高峰です。

で最終的には、「日本語配列 テンキーレスのApex Pro」に決めました。

Apex Pro着荷でーす!!

Amazonで、SteelSriesのApex Proを注文して1週間もしないうちに、あっけなく着荷しました。

「国内正規品」とうたってあり、26,000円です。

安い自転車くらいの価格ですね。私の歴代のキーボードは片っ端から、この1/10の価格を超えたものはありませんからね。すごいなぁ。

マウスとマウスパッドを合わせると30,000円以上の出費です。親バカもここに極まれり、って感じですね。

早速箱を開けてみます。

SS社のロゴとろもに、「FOR GLORY」の文字が。「栄光のために」という意味だよ、と息子に教えてあげました。息子の興奮も最高潮です。

ブツも開いてみます。

ラバー製のアームレストも付属しています。うーむ、かっこいい。私まで欲しくなる。

しかし、写真で見て相応に慣れていたとはいえ、この「メカニカル式」のキーボードは、キー位置がすごく高いので、迫力がありますね。

私自身いわゆる「メンブレン式」という、一般的にキーボードといえばコレ、というようなタイプしか見たことも打ったこともないので、中身を空けて、ちょっとキーを叩いたときは、極めて印象強い瞬間だったですね。まったく「打鍵感」が違いますね。一言で言うと、気持ちいい。高級感しかない

早速息子のデスクに持っていき、ノートPCに接続します。

ようするに、こんな感じになるんですよ。

ノートPCのタッチパッドの部分にそのままベタって載せちゃいまして、邪魔くさいケーブルもそのままに、PCの左のUSBポートに接続する、ってだけで、ベーシックなセットアップは完了です。

なんか、キーボードは2セットあるは、ケーブルはPC周りでは見たことないくらいぶっといですし、長いので折りたたんであり場所をとってます。でイン側のケーブルは、USB方式ともう一つ別の方式のものがあるので、途中から2口に分かれています。余計邪魔くさい。

とはいえ息子本人はこれで大満足のようで、ご覧のようにフォートナイトを立ち上げて早速プレイしていました。

あとは、キーボードの光り方をソフトで多様に調整できたりしますので、到着した日は、色々試していました。


 

この一連の「キーボード買って騒動」を通して、キーボードに「メカニカル式」と「メンブレン式」があって、それぞれ全く種類や役割が違うということを知りました。

息子いわく「パパもメカニカル式にしたら?赤軸とか青軸とか茶軸とか色々種類もあって、それぞれ特徴があるからさぁ、パパの好みに合わせて色々選べるよ。なんなら自分で一から作るセットも売ってるんだよ」とのこと。

ご丁寧に、実際にキーボードを組み立てているプロゲーマーの動画まで見せられました。

うーむ、こちゃまじで欲しくなってきた。

ただ、キーの位置が高いから、アームレストに工夫が必要だなぁ。息子は結局アームレスト要らない、ということで、↑の写真のように、ノートPCの上に直置きでアームレストなしで使ってます。

私は、アームレストがないと嫌なたちなので、キーボードを変えるとアームレストも併せて変えないとならないので、そこそこ気合を入れないとなりません。

当分は、長年愛用している、ロジクールのK270でリモートワーク頑張るのではないかと思いますが。とりあえず、メンブレン式で、各社の製品を色々と試してきた結果、文字がかすれてきたりしたら買い替えるくらい、何年もこのキーボードを愛用してきていますんで、他のを使う気がしません。


相当優秀なガジェットにもかかわらずたったの1,800円ってのもすごい。さすがロジクール。

ただ、一度このメカニカル式のキーボードを叩いてしまうと、その「打鍵感」や「キーサウンド」に圧倒され、魅了されてしまいます。同じPC用キーボードと言えないんじゃないか、ってくらい違いますからね。

私はその昔高校の入学祝いに、親からseikoの腕時計の名機「クオーツTYPE2」とともに、Brotherのタイプライターを買ってもらいましたが、なんとなくタイプライターの打鍵感にも通じるような「今俺は文字を打っているんだなぁ」といった実感がひしひしと感じられるものです。

もしかしたら、私もメカニカル式にしちゃう恐れがありますねぇ、、、、、。

ではまた。

 

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Posted by yaozo