コロナ対策でstay home! おうち遊びにアルミ玉づくり?
yozoです。
コロナウイルスの勢いが止まりません。昨日は、とうとう東京で100人以上の感染者数を数えました。
今週の土日も、当然どこにもでかけず家にひきこもりです。
今頃アルミ玉?
とうことで、なぜか小4の息子が、ヒカキンさんか誰かの作るアルミ玉の動画を見たらしく、自分でも作りたいということで、母親に頼んでアルミ玉をトントンただいていました。
もう数年前に流行ったらしい遊びとのことですが、私自身は全く知りませんでした。
「アルミ玉 作り方」で検索すると、二番目にヒカキンの動画が出ます。2018/03/28に投稿したものですから、もう丁度二年前です。
夏休みの自由研究のネタとしてもヒットしたらしいです。
息子は、他の子が作って陳列していたのを見たことがあるらしいです。
下のYouTuberなんて、ものづくりのアマチュアの物の中では、比較的綺麗にできているものですね。
検索で一番に出るのは、フツウの人じゃないですね。「ものづくりのプロ」が作るとこうなる。ということです。さすがとしか言いようがない。あまり自分のつくるものと比較しないようがいいですね。相手はプロなんですから。
ということで、トントン打っていたアルミ玉は、ハンマーの段階でうまくいかず、四角くなってしまったので、放置してありました。
妻が手伝って、トントンしてあげたのですが、なかなかハンマーだけでは丸くならない、ということで息子はあきらめていました。
息子は再チャレンジ!
ところが、息子は再チャレンジしたいということで、またアルミ玉を作っています。
私は私で在宅勤務が続く日々で、隣の部屋で、私から借りた、ゴム/プラハンマーでトントンしています。
わりに集中力はあるようで、一日中トントンしています。ところが、これもなかなか丸くならない。
で、とうとう、金曜日になって、仕事を終えてパソコン部屋から出てきたパパに息子が寄ってきて、是非手伝ってほしい、とのこと。
こういうものづくりは、手先が器用ではないのでうまくはないのですが、好きは好きなので、やるとなると時間をかけてしますので、できれば、この件も首をつっこみたくなかったのですが、かわいい息子に懇願されると、参戦せざるを得ません。
それではということで、道具箱から、ちゃんとした鉄製のハンマーを取り出し、まずは、前回四角くなって(レゴのニンジャゴーの頭みたいな感じ)しまったものを手にとり、トントン叩いてみます。
やはり、息子やママがゴムハンマーでトントンしたものは、まだまだ余裕があってトントンできます。
そこそこやったら丸くなってきたので、がぜん息子は興奮します。是非、やすりもやりたいんだがダメか?と。
実は、昔自分でギターをパーツを全部買って、一人で作ったことがあるくらいですから、アルミ玉作るくらいの道具は一通りそろっているわけです。
地下の倉庫に、色々な道具を取りに行きます。
色んなパーツが出てきて、息子びっくり!さぁ、はじめよう
サンドペーパー(250番から2000番まで)、ピカール、金属磨きクリーム、ギターの金属パーツの傷取りクリーム、コンパウンド(2000と超鏡面仕上げ用9800)、コンパウンド用クッション。磨き用雑巾類。軍手、作業用手袋。
息子は、なぜこんなにたくさんの種類を自分の父が持っているのか、想像ができず、びっくりしています。
私がギターの手作りに凝っていたころは、まだバブバブしていましたから記憶も何もないんですね。
ともあれ、では、ハンマーの追い込み→サンドペーパーがけ→クリーム類→コンパウンド、という4段階で作業をしようということで、金曜日はお休みにしました。
さぁ、土曜日の朝になりました。
息子は誰よりも早く起床し、パパを帯同して、半日、ハンマーの追い込み。
そして、お昼を食べてからは、あとの磨き3段階をベランダで行いました。
結局4時頃までかけて、なんとか元のもの(私が担当)、新しいもの(息子が担当)を完成させました。
道具は↓こんな感じです。
手袋。
まずは、↓のようなはーどなやすりを使って、四角いアルミの塊を丸くする作業を先にやりました。
上のやすりはかなり目が粗いので、四角い角をガシガシとるために使います。
下のやすりは、ロゴがよく見えないと思いますが、DUCATO(デュカート)というネイルケアのブランドの爪磨き用のやや硬い素材でできたやすりです。ウォッシャブルということで、硬い素材でできています。
これは、ママがネイルケアに凝っていたころに買ったものだと記憶してますが、最近マイブームが終わったみたいなので、まぁいいかってことで、借りて使っちゃいました。
しかし、これが大ヒットで使いやすい。これのおかげで丸型を形成できたといっていいでしょう。アルミ玉の成型には、これをおススメします。使いやす~い。
で、丸く成型ができたら、定番のピカール。
とにかくやすりでできた傷を取っていく作業なので、ここでかなり時間を使います。
メタルポリッシュ各種あるので。これも試してみました。
アルミには、どれが効き目があるかわからないので、どれも試してみました。
まぁ、結局上のメタルポリッシュクリーム(確かドイツ製)がよかったような気がします。
最後は、コンパウンド2種類で仕上げ。
3000で時間をかけて、もうそこそこ光ってきたら、9800で鏡面仕上げをしました。
今調べたら、↓こんなちょうどいい量の3数類セットが売ってるんですね。
これくらいのボリューム感がいいですね。
私の場合、3000と9800、この作業終わっても、使い終わるはずがないので、また地価の倉庫に戻しに行かにゃいきませんからね。
そして、ソフト99のコンパウント用スポンジです。手に持って使いやすいので、ギターの鏡面仕上げをするときにも随分役にたちました。
最近のソフト99のコンパウンド用スポンジは、手に馴染むような湾曲が入っていて、より使いやすいみたいですね。
クルマがあるご家庭だと、こういうのみんな持ってるんでしょうね。うちはクルマ乗らないんでわかりませんが。
とにかく、鏡面磨きといったらソフト99ですからね。
さて、ベランダで作業をやってる間中、何もないと寂しいので、Spotifyで音楽をかけながら気分良く作業しました。
また、しばしば息子が「パパのはすごいねぇ、傷なくなったじゃん」とか「わぁ、すごいねぇ、ぴかぴかじゃん」とか、励ましの声をかけてくれるので(これが実にうまい。パパの機嫌をとりながらでないとつきあってくれないことが分かってるんですね。こういうコミュニケーション能力は大切なので、将来が楽しみ)、とても気分よく最後まで続けられました。
私の愛器、「JBL XTREME2」でベランダに音楽が流れます。いつもは、これがお風呂で音楽を流してくれます。
息子はいまでも私と一緒にお風呂に入ってくれるので、大変助かるのですが、私はこれをスマホとつなげて音楽をかけたまま鷲掴みにして風呂に直行しますので、大好きな息子も大好きな音楽もあって、私のお風呂タイムは至福のひと時なのです。
とはいへ本日は、めずらしくベランダで大活躍したXTREME2。
あまりうるさいと両隣の住人様にご迷惑なので、大好きなBrian Enoの「Brian Eno Radio」というプレイリスト。
「This is Eno」というプレイリストだとやや寂しいのですが、この「Radio」になると、彼がプロデュースしたアーティストなんかもかなりの割合で入っているので、楽しい土曜の午後には、うるさすぎず、さみしすぎずで、ぴったりです。
デビッド・シルビアンあたりが入ってくるのはわかるのですが、なぜか、このリストにはCaptain Beefheart & His Magic Bandなんかが入っているのですが、不勉強で、Enoとこのバンドの関わりがわかりません。元気が出ていいんですけどね。なんででしょう。
う~む、なぜか土曜日の昼下がりにぴったりくる。この曲は同バンドのヒット曲で、イギリスの懐かしいポップデュオ、Everything but the girlをはじめ、いくつかのカバーがあります。やはりオリジナルが一番、音がいい。
まぁ、そんな音楽を聴きながら、適度に入る息子の合いの手に気を良くしながら、春のベランダで、親子二人で、アルミ玉を磨きあげてきたわけです。
ということでございまして、完成です!!
左が私の担当分。右が息子担当分。まあ、こんなものでしょう。
う~む、老眼の目で太陽光で見てた時にはまぁまぁイケてるかと思ってましたが、こうやって大きな画で見てみると、どちらも、かなり傷が残ってますね。
とはいえ、そこそこ光っていることも事実ですので、まぁ、満足して一日を終えます。
私は、ハンマーを打っているときに、素手でやっていたのが災いして、左の中指の裏がむけました。ハンマーを持つ右手の人差し指も少しむけそうになっていましたが、特に大きなけがもなく終えました。
この写真どっかでみたことがあるなぁ、と思ってたんですが、やっと思い出しました。
Paul McCartney & Wingsの「Venus And Mars」のジャケットですよ。私はレコードで持ってました。保管状態が悪く、カビが生えて廃棄しましたけどね。
↓の音源が2014年のリマスター。音が良くなってますね。(「Rock Show」の直前までの1分強ですからね。)
息子は出来に不満で、日曜日も磨きなおし
まぁ、よかったね、ということで土曜日に完成したのですが、息子は、パパのと自分ののピカピカ度合いに差があるのが、どうも満足できないようで、どうにかできないものか、とお風呂のときも、夜寝る時も、むにゃむにゃと私にリベンジ要望を言い募ってました。
まぁ、なにごとにおいても、自分の望みが達成されるまでは、よほど、強くストップがかけられない以上、何回でも何回でも言い募るのが、息子の真骨頂なのですが、今回もこれが発揮されまして、案の定、それでは明日、自分の分だけやればいいよ、ということで許可しました。
息子のは私のよりも、ハンマー作業のときにできた深い傷が多いので、鏡面がなかなか広く出ていないので、そこが不満なんでしょうから、まずは、もうサンドペーパーのけずりからはじめるようにアドバイス。
そこそこ、表面を削り取って、ハンマー傷が目立たなくなるまで磨きをしない、ということで、頑張らせました。
朝からのガンバリもあって、お昼過ぎには、なんとか傷が目立たなくなってきたので、クリーム類で磨きに入りました。
で修正が済み、満足できた、ということでパパ担当の分と、もう一度2ショットしました。右の小さいのが、息子の分。かなり光が増してます。
ということでございまして、ようやく出来上がり!!
私のよりも、てかり具合がいいように見えます。執念ですね。素晴らしい。ちょっとピンとが甘いですね。
ということで、なんとか週末のアルミ玉づくりが終わり、マンションのあちこちの部屋中が、ピカールやら、磨きクリームやらのにおいで充満している我が家でした。
こんな世相にあって、なにかを作り上げるというのは気分が晴れるもんですね。
みなさんも、嫌いじゃない人はやってみるといいと思います。
結構、同じ作業を何百回、何千回と繰り返すので、仕事でのいやなことなんかを、そのときだけでも忘れたりできますよ。おすすめです。
息子いわく、制作キットが売ってるとのこと。
↓こういうのがあるんですね。やっぱり。うちは、アルミ箔以外は全部ありましたので、買いませんでしたけど、道具がない人はこういうの買って、作業するんですね。
5cm径のアルミ玉が作れて、飾る台も紙製のものが付いているとのことです。そりゃ夏休みの自由研究用に買うわ。
そういえば、自分も色々作ってたな、って記憶が
60も近くなって、息子とこんなもん作ることになろうとは思いもよりませんでしたが、私だって、息子と同じ年齢の頃には、とてもとても田舎に生まれ育ったので、道具部屋にあった(祖父が大工だったんで、本格的にそろってました)山に竹を切り行って、自分で竹馬をこさえて遊んでたもんです。
息子とアルミ玉作りながら、そういえば作った竹馬は、2-3本じゃきかないくらいだったなぁ、ということを思い出しました。ゲームマシンもない、パソコンもない、テレビレコーダーもない、っていう時代だったので、しかも田舎町なので、その「ないない度」が高かったので、とにかくたくさん作りました。
作っては、気にらないので、作り直しをして。の繰り返しで、10本は作ってるはずです。
その後は、ブルース・リーの登場で、当然のことながら、ヌンチャクを作りました。
プラ水道管、竹、木の枝と、いろんな素材で、それこそ10本以上作りました。
作っては振り回して頭にあてて痛がっていましたね。中学生の頃ですよ。懐かしい。
↓これなんて、ウレタン製で安全そうですね。僕らのころはこんな素材がなかったから、痛かったなぁ。カン!ってね。
今の中学生が、そんな道具使って、切ったり、縛ったりしてなんかを作る、ってのは、ちょっと考えられないですね。そのころは、全国でやってたと思いますよ。
まぁ、今と違ってどの家にも、金づちやのこぎりといった道具が必ずあったでしょうからね。
また、息子からなんか依頼されたら、できる限りつきあうようにしようと思った私でした。
明日から新学期ですが、息子は新4年生なのですが、学校は週一回だけ投稿して、課題を提出する、みたいな中途半端な運用のようなので、ちゃんとスタディサプリで計画的に学習させようと思います。
お姉ちゃんのアカウントでスタサプができます。
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