『The Head』出演のアーサーは『The Fall 警視ステラ・ギブソン』に出てた。どこかで見たと思った。
yaozoです。
『The Head』エピソード3見ました。金曜日に見られなかったので、土曜の夜に一日遅れで。
山下さん、急に激しい面を見せてましたね。
トレーラーで、このバイオレントシーン、ちょっと見てたので、それほど驚きませんでしたが、流れで見ると、やはり彼の演技が光りますね。
さてこの作品に、アーサー、というスター科学者という重要な役で出ているのは、John Lynchジョン・リンチという俳優です。
どこかで見たはずだ、と思いながら、しばらく思い出せませんでした。
で、やっとこないだうっすら思い出したので調べてみたら、当たってました。
BBCドラマ『The Fall 警視ステラ・ギブソン』
BBC制作のドラマ『The Fall 警視ステラ・ギブソン{2013)』に出てたんでした。
このドラマは、1990年代にカルト的な人気を集めた大ヒットドラマ『X-ファイル』に主演している
ジリアン・アンダーソンが主演している英国のドラマです。
https://www.youtube.com/watch?v=2tz924P4Pv0
アメリカのドラマ『X-ファイル』の主演女優がイギリスのドラマに主演してイギリス英語で話しています。
彼女のイギリス語が見事なので、あらためてプロフィールをwikiで見てみると、幼いころロンドンで育ったとのこと。
両親が、イギリス系、アイルランド系ということで、11歳のころにアメリカ中西部に越してきたとき、アリルランド訛りをからかわれたことから、必死に中西部訛りを身につけたらしいです。
ところ、そのアイルランド訛りが、この作品で役にに立ったということですね。
すばらしい。
『X-ファイル』を見慣れてきた私にとって、彼女がバリバリのイギリス英語を話すのをはじめてみたときは、
相応に衝撃的でした。
https://www.youtube.com/watch?v=LsghDF1OUSQ
この作品、イギリスでは大ヒットしたようで、ジリアン・アンダーソン主演という点と、批評家の前評判も良かったことから、
イギリスでの初回放送は350万人を超え、イギリスBBC2において8年ぶりに視聴者数の記録を塗り替え、シーズン3まで製作されています。
『ブリジッド・ジョーンズの日記』
まぁ、こういうのは、まるっきりないというケースではありません。
もっとも有名な例でいうと、アメリカ人女優レネー・ゼルウィガーがイギリス人役として主演して大ヒットした『ブリジッド・ジョーンズの日記』があります。
ゼルウィガーのイギリス英語については、上手だとか、そうでもないとか、いろいろいうネイティブがいますが、少なくとも私は、最初にこの映画を見たとき、この女優さんはイギリス人だと思ってました。今見ても、彼女のイギリス英語の不自然さなどわかろうはずもありません。
さすが、女優さんだなぁ、という感じで尊敬のまなざしでみています。
日本でいうなら、関西圏以外で育った方がドラマで関西弁を話す、といったかんじでしょうか。
わたしのような関西出身ではないものでも、似非関西弁は聞き分けられますからね。
最近の作品には、Netflixオリジナル『選択の連鎖』がありますが、すっかりスレンダーで、妖艶な雰囲気で、いやぁ、俳優というのはすごいなぁ、と思います。
『虹のかなたに(1939年「オズの魔法使い」より)』で有名なジュディ・ガーランドを描いた『ジュディ 虹のかなたに(2019)』がすばらしい。
『警視ステラ・ギブソン』でのジョン・リンチ
さて、今回『The Head』でスター科学者であるアーサーを演じるジョン・リンチですが、『警視ステラ・ギブソン』では、ジリアン・アンダーソン演じる主人公のステラ・ギブソンとともに事件の解決にあたる北アイルランド警察の警視長を演じます。
事件解決のために、スコットランドヤードから派遣されたステラ・ギブソンと、過去に不倫関係にあった、という設定で、警視長なので、指揮官ではあるのですが、自身の弱い面も見せる、といった微妙に陰影のある役どころです。
Huluで見ることのできる、『The Head』のプロモ動画に、「All OVER THE WORLD ~山下智久と世界で出会う~」というものがあります。
これは、山下智久さんが、当初予定されていた、ワールドプレミアイベントがコロナの関係で中止になったこともあり、ネットで、主なキャストや監督、プロデューサーとzoomだかSkypeだかでつながって、撮影を振り返る、というものです。
この中で、ジョン・リンチは、「ヒゲははやしたかったんだけどなぁ、ヒゲは」と、名残惜しそうに語って、周りの笑いを誘っているシーンがあります。
実際『警視ステラ・ギブソン』では、見事なくちひげとあごひげをたくわえて、貫禄たっぷりです。
やっぱり、マッチョな感じを演出したいんでしょうね、こういうタイプの役者さんは。
ということで、ほぼ我々日本人には、なじみのないキャスト陣の中で、ほぼ唯一といっていいような役者さんを取り上げてみました。
ではまた。
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