マンガで学ぶ英語 (副題)結局なんでもマンガにすりゃいいってもんかもしれん

英語学習

yaozoです。

高校受験をひかえる娘と、中学受験をひかえる息子に英語を教えています。

サンデースクールです。実際は、土・日にやっているので、サタデー&サンデースクールですが、そうはいわんでしょうから、、、。とりあえる、サンデーホームスクール、といったところでしょう。

秀逸!!『マンガでおさらい 中学英語 英文法マスター編』

別の投稿でも書いたように、良い学習書に巡り合えるとほんとに嬉しいです。関正生(せきまさお)先生の本とかね。うまいこと書きますよねぇ。

なので、暇があれば探してネットや書店をうろうろしているわけです。

息子は英語が好きなので、単によくできた参考図書を使えば良いのです。単純です。

しかし娘の方は、英語が大の苦手なので、なんとかならんかと日夜悩んでます。

で、先日なんかないかと思って、書店回ったりしていた途上で、近くのブックオフ内を回っていたところ、この本が目にとまりました。

もちろん、昨今はドラッカーでもなんでもマンガで学べるわけですから英語参考書マンガなんてあって当然なのですが、なかなか目がいかなかった。私の頭が固かった。

手に取ってみると、とても親しみやすい構成。

設定は、中学のころから英語が苦手だったマンガ家のフクチマミ先生が、高橋基治教授(東洋英和大学)から英語を習うというもの。

これは『英文法マスター編』で2016年発行。


でこの前にまず、『マンガでおさらい 中学英語』(2015年発行)という本があって、この本はその続編とのこと。


ほぼ新品同様品なので、おそらく買ったわいいが読まずに売ったパターンだと思われます。大変きれい。
それが、ブックオフなので、定価1320円(税込み)が930円と400円引きぐらい。随分得した。売った方、ありがとうございます。ちゃんとほんのご近所で有効活用されてますよ。

ここだけで元取れた 助動詞の画期的説明

まぁ、この本、全部いいところずくしなのですが、特に感動すらおぼえたのが、冒頭あたりに出てくる「助動詞」の説明パートです。

著作権侵害にあたらない程度に「引用」させていただきます。

まずは、↓のように、助動詞には2つの役割がある、と説明されます。

①行為

②判断

でここからがマンガで学習する方法の本領発揮なのですが、助動詞をかたっぱしから、「助動詞の意味が出てくるマシーン」という、なんだかつぼのようなものに突っ込みます。

すると、2つの穴から、①と②に応じた意味が出てくるんですねぇ。

まず、わりに難関な 「will」からこのマシーン(?)つっこまれます。

①行為の穴からは「~します」

②判断の穴からは「~だろう」

が出てくるわけです。

で、下には、各々の意味に応じた簡単な例文が出されます。

なるほど、その通りだ。

この調子で、次は「may」をつっこみます。

すると、

①行為の穴からは「~してもよい」

②判断の穴からは「~かもしれない」

が出てきます。すごい。これもその通りとしかいいようがない。

 

このあと、「must」「shall」「can」と続きますが、これ以上やると引用の範囲を超えそうなので、これくらいにしておきますが、とにかく全部すごい。

これと同様の説明は、たとえば、関正生先生にしろ、大西泰斗先生にしろ、すでにやってくれているわけですが、それは私が、「英語の勉強をしたがっている大人」だから成立するわけです。

ところが相手が「英語の勉強がいやでいやでしょうがないが、日本語は高いレベルで読める」という読み手なら、このマンガを使った表現でないと頭に入ってこないかもしれません。

少なくとも、私は、我が娘を想うとそう考えます。

ということで、私が一読した後には、早速娘に渡して読まそうと思います。

まず、読んでくれるかどうかが、第一関門なのですが、、、、、。

実際に読んでくれるかどうかは別投稿に譲ります。

 

ではまた。

 

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Posted by yaozo